今回の四方山話は、気になっていた札幌近郊の山『藤野三山』についてです。
昨年の11月に同三山を歩いたときのブログは⇒こちらです。
藤野三山と札幌市内の景観(手前は盤の沢山)
藤野三山(赤字)には揃って「豊」の字が付くので『藤野三豊山』とも呼ばれているのだそう。
面白いことに、藤野には藤野三豊山以外に、常磐ヒルズだとか藤野マナスルなんていう
言ったもん勝ちの山名で呼ばれているゴージャスな低山まであるのです。
近々、藤野富士と常磐ヒルズ、そして藤野マナスルにも登頂したいと考えていますが、
まずは藤野三豊山を四方の山の頂から見た姿を確認しておきましょう。
南区藤野を取り囲むエリアの外観図
まずは最もポピュラーな「藻岩山」から西南の方向を眺めた景色から
次に、先週登った「空沼岳」から北の眺望
少し西にある「烏帽子岳」から東南の方向を見渡した景色は霞んでいます・・
そして、冬の札幌岳から望む北東の眺めは美しい(手前に「盤の沢山」が)
最後に、札幌岳から少し近づいた「盤の沢山(893m)」から見下ろした三山です
如何でしょうか
豊平川、豊平峡から取った「豊」の字を当てた三山に、藤野富士を
加えた4鋭鋒がポコポコとしてとても分かりやすい兄弟達です。
最後に、先日図書館で目にした山の本に書かれていた「藤野三鋭鋒」の
名前の由来についてご紹介してお別れしましょう
【藤野地区三鋭峰の山名について】
藤野地区にはひときわ目を引く鋭峰が並んでいる。これほど特徴的な山なのに、地形図を見 ると名があるのは焼山だけだ。
豊平町時代、藤野に多目的ダムを造り、付近の三つの山を活用した一大レクリエーション基地を計画した。このとき、宣伝用パンフレットの作成にあたって、従前の「焼山」を「豊平山」、「牧場の山」を「豊見山」、「下藤野の山」を「豊栄山」に変え、これらを総称して「藤野三豊山」 と呼ぶことにした。 残念ながら岩盤の状態が悪くて計画は実現せず、急ごしらえの山の名も定着せずに現在に至っている。
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