7月になりました
だというのに、例年にない涼しい週末を迎えた7月最初の日曜日は、
札幌近郊の山「空沼岳(1,251m)」です
朝7:30_万計沼の景色
週末の天気の巡り合わせが良くなりません。
Toshiさんも、出来ることなら土曜日登山⇒日曜日はランニングがよいのですが、
そんな都合通りお天気は変わってくれません
今週末は、今日日曜日の午前中しか晴れる確率がよろしくないので、遠出はせず
近場の「空沼岳」を選んだわけで、札幌近郊の山には大変申し訳ない
万計沼から流れるこの万計沢川は、湯の沢川と合流し後、真駒内川(真駒内公園でお馴染み)となり、やがて豊平川になっていきます
万計沢川沿いはフキの繁殖が多いです
フキの多い沢を渡渉して、尾根(登山口)に取りつくところからスタート
いつからか分かりませんが、フキの里と化している万計沢川とはいったん
離れますが、再び標高754mで登山道と交わり、左岸に渡渉後は万計沼までの間、
沢の水音を聴いての森林歩きが特徴の登山道です
その第2の渡渉地点は、立派な橋が掛けられていました
万計橋だって、名付けたもん勝ちでしょう。
“すべるヨ~”のプレートは鉄板の打ち出し、芸が細かい
で、いつになく、ここから先を細かくレポートしたいのですが、
凡そ5km弱ある長い森林浴登山道がまず行き付くところは、この滝を越えたところにある
下から写すと、Motoさん右上・です
近付く滝の先に、
まだ、沢は続き、
振り向くと滝は、壺にはなっていない。
ここまできて沢はほぼフラットになって、標高910mです
もう沼が間近となったときに、逆光であたりがやたらと暗く感じます
Motoさん、もう沼沿いで待ち構えています
近付くのは、Motoさんであり万計沼です。
こうなる行程が、空沼岳登山で一番マイナスイオンを感じる瞬間です
暗い行程から..MAX明るい沼のうしろは青空
爽やかなそよ風吹く万計沼とうちゃこで~す
この時間、小屋を覗くと前泊者が複数もうすでに頂上に向かっている様子・・
そして、次に訪れるのは真簾沼
昨日の降雨量ぐらいでは沼の水は溜まらないのか(水、少なめです)
万計沼⇒(2km)⇒真簾沼⇒頂上まで2km弱の行程は、
9合目を過ぎ、札幌岳との縦走路の途中の稜線に出て初めてこの景色
空沼岳登山は、一貫して太古のの巨木を観察しながらの森林浴登山で、
下界の報われる景色を望めるのが頂上下400mまで来ないと・・というのが
ちょっと残念なところですが、
頂上ではこの景色(Toshiの右上に羊蹄山)
実は、本日たった今、『空沼岳』のプレートが新しくなりました
ToshiとMotoさんが頂上に辿り着いたとき、空沼岳(万計山荘)を守る会の人たちと
思しき皆さんが、この真新しい標柱を「今、立てたばかりですよ」といって
下山されました
アップにするとほらね「'23.7.2改置」
西の方角は良い天気です(中央に羊蹄山)
北の札幌方向も写真では雲が多いものの、実は石狩湾まで望めました
札幌岳の縦走路方向に、残雪期しか登れない「狭薄山(1,296m)」
南の恵庭岳、支笏湖方面だけガスに覆われて・・
はい、午後にかけてお天気が崩れるので、いつものように40分弱で下山
雨がポつポつと降り始めた下山途中、最後に「青沼(875m)」を眺めて
予報通り、午前中早い時間の行程で山座同定ができる素晴らしい景色に
迎えられました。
特に、藤野三山他、札幌近郊の山は近すぎてその位置関係をよく知らずに
外ばかりを向いて出かけていましたが、歳を経るにしたがってこれから
お世話になるその里山達をもっと良く知らねばなりません。
ともあれ、「天気が怪しいときは札幌近郊の山」は続きます
また来週
札幌はゴルフ場もそうですが、この空沼岳などは登山口までToshiの自宅から30分で行ける距離にあります。
有り難いことです。
歳を取るとお世話になる近場の山も大切にしたいですね。