“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

23/07/02『空沼岳』

2023-07-02 | 1道央の山

7月になりました

だというのに、例年にない涼しい週末を迎えた7月最初の日曜日は、

札幌近郊の山「空沼岳(1,251m)」です

 

朝7:30_万計沼の景色

 

週末の天気の巡り合わせが良くなりません。

Toshiさんも、出来ることなら土曜日登山⇒日曜日はランニングがよいのですが、

そんな都合通りお天気は変わってくれません

 

今週末は、今日日曜日の午前中しか晴れる確率がよろしくないので、遠出はせず

近場の「空沼岳」を選んだわけで、札幌近郊の山には大変申し訳ない

 

万計沼から流れるこの万計沢川は、湯の沢川と合流し後、真駒内川(真駒内公園でお馴染み)となり、やがて豊平川になっていきます

 

万計沢川沿いはフキの繁殖が多いです

フキの多い沢を渡渉して、尾根(登山口)に取りつくところからスタート

 

いつからか分かりませんが、フキの里と化している万計沢川とはいったん

離れますが、再び標高754mで登山道と交わり、左岸に渡渉後は万計沼までの間、

沢の水音を聴いての森林歩きが特徴の登山道です

 

その第2の渡渉地点は、立派な橋が掛けられていました

 

万計橋だって、名付けたもん勝ちでしょう。

 

すべるヨ~”のプレートは鉄板の打ち出し、芸が細かい

 

で、いつになく、ここから先を細かくレポートしたいのですが、

凡そ5km弱ある長い森林浴登山道がまず行き付くところは、この滝を越えたところにある

 

下から写すと、Motoさん右上・です

 

近付く滝の先に、

 

まだ、沢は続き、

 

振り向くと滝は、壺にはなっていない。

 

ここまできて沢はほぼフラットになって、標高910mです

 

もう沼が間近となったときに、逆光であたりがやたらと暗く感じます

 

Motoさん、もう沼沿いで待ち構えています

 

近付くのは、Motoさんであり万計沼です。

 

こうなる行程が、空沼岳登山で一番マイナスイオンを感じる瞬間です

 

暗い行程から..MAX明るい沼のうしろは青空

 

爽やかなそよ風吹く万計沼とうちゃこで~す

 

この時間、小屋を覗くと前泊者が複数もうすでに頂上に向かっている様子・・

 

そして、次に訪れるのは真簾沼

 

昨日の降雨量ぐらいでは沼の水は溜まらないのか(水、少なめです)

 

万計沼⇒(2km)⇒真簾沼⇒頂上まで2km弱の行程は、

 

9合目を過ぎ、札幌岳との縦走路の途中の稜線に出て初めてこの景色

 

空沼岳登山は、一貫して太古のの巨木を観察しながらの森林浴登山で、

下界の報われる景色を望めるのが頂上下400mまで来ないと・・というのが

ちょっと残念なところですが、

 

頂上ではこの景色(Toshiの右上に羊蹄山)

 

実は、本日たった今、『空沼岳』のプレートが新しくなりました

 

ToshiとMotoさんが頂上に辿り着いたとき、空沼岳(万計山荘)を守る会の人たちと

思しき皆さんが、この真新しい標柱を「今、立てたばかりですよ」といって

下山されました

アップにするとほらね「'23.7.2改置」

 

西の方角は良い天気です(中央に羊蹄山)

 

北の札幌方向も写真では雲が多いものの、実は石狩湾まで望めました

 

札幌岳の縦走路方向に、残雪期しか登れない「狭薄山(1,296m)

 

南の恵庭岳、支笏湖方面だけガスに覆われて・・

はい、午後にかけてお天気が崩れるので、いつものように40分弱で下山

 

雨がポつポつと降り始めた下山途中、最後に「青沼(875m)」を眺めて

 

予報通り、午前中早い時間の行程で山座同定ができる素晴らしい景色に

迎えられました。

特に、藤野三山他、札幌近郊の山は近すぎてその位置関係をよく知らずに

外ばかりを向いて出かけていましたが、歳を経るにしたがってこれから

お世話になるその里山達をもっと良く知らねばなりません。

 

ともあれ、「天気が怪しいときは札幌近郊の山」は続きます

また来週

 

 


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2 コメント

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Unknown (Tak)
2023-07-03 11:46:40
チャーミングな山ですね。札幌近郊には1,000m前後の標高で良い山が多くてよいですね。今年は梅雨が発生しない事を関東よりお祈りしています。
返信する
Unknown (Toshi)
2023-07-04 06:59:09
Takさん

札幌はゴルフ場もそうですが、この空沼岳などは登山口までToshiの自宅から30分で行ける距離にあります。
有り難いことです。
歳を取るとお世話になる近場の山も大切にしたいですね。
返信する

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