“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

16/10/09『室蘭岳』

2016-10-09 | 1道央の山

10月2回目の登山は“爽やか登山の会”のメンバーで登別・室蘭の山

カムイヌプリ(750m)」~「室蘭岳(911m)」です

 

 

カムイヌプリは地元山岳会が大切にしている山

 

 今回は2ヶ月ぶりの“爽やか登山の会”の例会でしたが、札幌を中心に

日本海側の天気予報がこの3連休パッとしないため、向かう山域を二転三転

させてしまいました

 

2ヶ月前の時点では紅葉シーズンの真っ只中(であるはずの)ニセコ連峰

「シャクナゲ岳(1,073m)」と神仙沼を楽しもうと企てたものの・・・

同山域もあいにくの雨予報

そのため今年最後の例会は自由参加とし、TaikoさんMyukoちゃんとで

3人登山、晴れる確率の高い山域に向かうことにしました

 

9:25 カムイヌプリ3合目登山口

 

結局、予定の来馬岳よりもさらに海側の室蘭岳をカムイヌプリからの縦走

ルートで登ることにしました

 

高速から眺めるカムイヌプリには虹がかかっており、

晴れ間が見えながらも雨が降ったり止んだりの繰り返しで、どぉ~にも

天候が定まりません

 

この時点、それほど寒くもないのにアウターでパラつく雨を避け・・・

 

登別山岳会さんが登山道整備のため拠点としているヒュッテに到着

 

登山口にはカムイヌプリまでを目的に先行車両が3台だけだったので、

結局この日は行き交う登山者もまばら・・・

貸し切りに近い贅沢登山です

 

 

さて、

ヒュッテを越えて本日一番の難所の登攀部分を二人は難なくするする

っと登っていきます

 

見ただけで“無理”っていう人もいるぐらいの岩場を平気でよじ登る

 

Taikoさんに至っては、「私、こんなところ血が騒ぐ」というので、

かな~り山女の要素有です

 

 

繰り返しますがこの美しい登山道は山岳会さんの日頃の整備の賜物

笹の刈り方が庭師的です

 

そんな芸術的で箱庭的登山道、途中でザックカバーを出したりしながら

の登りも、まずはカムイヌプリにとぉ~うちゃこ

 

10:45 カムイヌプリ頂上

 

この時点で雨は止んで、まずまず想像通りの海岸線の眺望ではないですか

さあ、向かう先の室蘭岳はどうでしょうか?

 

見えてますがなぁ~

 

Taikoさんは自他ともに認める“晴れ女”らしく

台風も進路を避けていくほどの念力の持ち主だというので、

今日はこの先も安泰

TaikoのTaiはその泰かぁ~

 

行くよ室蘭岳へ

 

 

それにしても、こぉ~んなに素晴らしい笹原であったかなぁ~この縦走路ぉ?

と感心の登山道です。

 

坊主山に匹敵する笹原を眺めながら

 

意外にも...

風もおさまってきてイイ感じ...

 

 

カムイヌプリまでが2.7km

そして室蘭岳までの縦走路もおよそ2.6km

片道5.3kmのアップダウンは結構な運動量ですが...。

 

しかし、Taikoさんは今年5回を超えるマラソン(フルではないけれど)を

こなしているだけあって足取り軽く、Myukoちゃんも年に数度の登山とは思えない

体幹と身のこなし

 

ザックカバーは“有るものを使え

 

そして最後は期待通り...

空には青空が広がってきています

 

 

 

12:10 室蘭岳(鷲別岳)頂上

 

函館方面も太平洋側は晴れ模様

 

苫小牧側も日高までの沿岸に青空が

 

でも、来馬岳~オロフレ峠側の内陸は頂上部が厚い雲の下だったので

結果的にこの日の登山も“選定”が良かったんですって[自画自賛]

 

さ、ここで時計に目をやるとけっこうな時間になっていて、

このまま同じカムイヌプリを登り返して下山すると、温泉に入る頃には

暗くなるでしょう

と思案して、TaikoさんとMyukoちゃんには、頂上でお会いしたグループ

の皆さんと一緒に南尾根コースで“だんパラスキー場”に降りるルートを

下山してもらうことにしました。

 

Toshiは、一足先にカムイヌプリを下って登山口からだんパラスキー場まで

車を回遊させるべく“走ります”  

 

■12:35 下山

~ 

■13:10 カムイヌプリ頂上(再)

 

 

 

本日一番見納めのカムイヌプリからの眺望

  

■13:35 登山口

 

それで・です。

カムイヌプリからダンパラスキー場コースまでの車での距離って思って

いた以上にありましたよ。

26kmはあって、さらに室蘭の街を抜けていくので30分以上は優にかかります

 

それでもお二人、スキー場の夏でもコーヒーと食事ができるロッジで寛いで

いてくれたので安心

 

下山したらまた雨になっていたのには“晴れ女”の凄さを見せ付けられた

気がしましたよ

 


下山後はカルルス温泉山静館でお湯に浸かり、オロフレ峠経由で

札幌に戻りました

紅葉はまだまだでした。


幻想の中の洞爺湖(オロフレ峠下りの展望台より)

 

中山峠は大雨で、登りの途中で乗用車横転

定山渓に下り始めると途中で連休渋滞30分のロス...

しかし、車中ビギンのライブ曲聴きながら気分は

 

なぜならば、

明日も休みだ・か・ら

 

また来週~

 

 

 

 

 


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5 コメント

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good choice! (hiromi)
2016-10-10 18:43:17
 山選びはこう天気が変化すると大変ですよね~
ま~、いつも恵まれるのはToshiさんの日ごろの誠実さなんでしょうね~。Taikoさんの力も加わってパワーアップですね!さわやか登山ができて良かったですね~!
 99999人目だったので、一度閉じて、100000人目になろうとしたら、×でした・・・。記念すべき100000人目は誰なのかな?もう一回開いてみようかな?(^^)
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Try again (hiromi)
2016-10-10 18:49:27
100001でした。残念でした~(~_~;)
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危うい! (Amigo)
2016-10-10 20:10:34
「爽やか登山の会」はどうも危ない。
一度原点に返って見つめ直しては?
メンバーの力量に応じた山選びができていない。
パーティーを山中で分散させることなぞ、あってはならないこと。もっと早い時点で時間を見極め、撤退するべきだったと、私は思う。
返信する
>good choice! (Toshi)
2016-10-10 20:51:23
hiromiちゃん

Toshiのblogのアクセスカウンターは、同じ来場者は一日1つのカウントしかしない
ように設定されているようです。
なので複数回アクセスしてくれる皆さんの貴重な99,999回も有り難い

因みに複数ご来場いただいた一踏も1回と数えると一日の平均は180ぐらい。
ところが、御一人様1回限りで数えるとその平均は65です。
100万にたどり着くまで何年かかるかなぁ~
返信する
>危うい! (Toshi)
2016-10-10 20:58:32
Amigoさん

おっしゃるとーりですね。
時間通り下山するにはカムイヌプリで十分だったと思います。
室蘭岳で大勢のグループのリーダー格の人にお二人を託したこと、
いくら容易な南尾根のスキー場下りといってもセオリーからは外れております。

ただ、カムイヌプリ登頂のときの二人の「行きたい!」という気持ちと、それぞれの
体力を見極めて決めた室蘭岳です。
グループが同じ時間に下山とならなければ少し遅くなってもカムイヌプリを再び3人
で踏むつもりでした。
Taikoさん、Myukoちゃんも数度の登山で技量は観察させていただいているつもりです。
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