“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

19/03/10『余別岳~積丹岳BC』

2019-03-12 | バックカントリー

3月も啓蟄を過ぎました 

どぉ~りで暖かく、札幌市内の積雪もゼロcmとなった今週は 

数年越しで狙っていた積丹半島の最高峰「余別岳(1,298m)」に登って来ました 

-プラス「積丹岳(1,255m) 」でバックカントリーも

 

余別岳の頂上(初)から眺める積丹岳

 

  

この日曜日の山の天気を観ると、

概ね道内全域で晴れ間が広がるものの、特に午前・午後を通して

晴れ渡り風も少ない山域はこの積丹半島です

 

いつかは登ってやろうと見定めていた積丹半島「余別岳」は、

夏山縦走路(積丹岳から凡そ2.1km)が廃道となり、残雪期しか

登ることが出来ません。

 

余別岳頂上から西方を眺めて⇒左端の縦走路に「ポンネアンチシ山(1,142m)

 

先週に続いて、今日も朝3時に起床してこの積丹半島にやって

きましたよ

この時間なので、先客車両はまだ2台でした。

 

6:20 積丹岳登山口 駐車スペース

 

朝の空気感で仰ぎ見る積丹岳の姿は、少し朝焼けで輝いていました

 

夏、冬を通してもう何度も登っている「積丹岳」は直近の2月に

Yukiyaさんと登っています。

19/02/03積丹岳BC

https://blog.goo.ne.jp/oborozuki89/e/c57ddcc3088de5e81c0cb9a432b29440

 

それなのにまた、ここまでやって来たのは「積丹岳」の隣に聳える

「余別岳」がまだToshiの未踏峰だったからです。

 

今日の往路の登りは、年間を通して数少ない絶好の雪の状態で、

スノーシューのアイゼンがサクサクと雪を噛んで、ストレスなく

登れたため、ほぼ読み通り3時間ちょっとの時間で積丹岳頂上まで

やってこれました。

 

9:30 積丹岳 頂上

 

この時刻、実はガスが漂って視界が今一つでしたが、

今日はこの時間からが安定感を増して、言うこと無しの一日でした。

 

縦走途中から「余別岳」が姿を表しました

 

積丹岳からわずか2km今日の道程なのに、余別岳への登り返し

は見た目距離を感じさせます。

ボトムからの標高差260mを、スノーボードの靴とスノーシュー

で登り返すのは、けっこうしんどいわぁ~

でも、

 

空が晴れ渡ると、まだまだ力が漲るアラシックスおじさんToshi

 

やっぱり2kmは2kmで、概ね1時間ちょっとで登り返すことが

出来て、急登の頂上直下もスノーシューのリフターが大活躍

 

10:35 余別岳 頂上(西方を眺めて‥)

 

来し方..、約2kmの縦走路をここまでやって来ました(北東方向⇒積丹岳を眺めて)

 

西南方向⇒両古美山からポンネアンチシ山を経てここまでやって来ることもOK

 

 

雲の先は日本海、真冬の時季は厳しい季節風が吹く・・

 

10:45 下山

 

この日は、スノーシューのアイゼンがぴったりと順応できて、

雪面との相性100%良かったものの、

一たび環境が変われば、アイゼンとピッケルは必須でしょう

 

ツボ足で歩ける時期に往復するのが良いと思いながら、

雪が切れたらハイ松帯では相当難儀すること間違いなし

 

そういった意味では、まだ山の気温が低いこの時期が狙い目なのか

これだけの環境はそう無いので、暫く登ることがない山でしょう。

あるとすれば両古美山ルートでしょうか

 

11:50 積丹岳 頂上(再)

 

積丹岳まで登り返すと、また少しガスが掛かって来ました

デポしていたボードに跨り早々に滑り降りたいと思います

 

12:05 下山(滑走)

 

前回は、この下からの滑走開始だったのでやはり気分は最高

 

積丹岳頂上を後に..(ガリガリなのでシュプールはなし)

 

それでは余別岳と積丹岳の頂上の雰囲気と、

いつものように積丹岳BCの様子を少しだけ、動画でお届けします。

 

また来週

 

190310余別岳~積丹岳BC[03:12]

 

 

■12:45 駐車スペース

 

さて、

古平「しおかぜ」で温泉に浸かって自宅に着いたのが4:15、

高速はもう余市まで繋がっているようですが、

またToshiは利用をしていません。

 

下道を走っても2時間とちょっとの積丹半島は、海、山の

ワンダーランドです

 

うに丼はちょと手が出ない

 


Toshi家に坂本直行さんの絵がやって来ました

嬉しいので皆さんにもアップしてご紹介しましょうねぇ~

 

坂本直行:『夏のエサオマントッタベツ岳』

 

それではまた来週

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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ぎゃん行ってぎゃん行ってぎゃ〜〜ん!! (★たぐぴ〜♪)
2019-03-10 21:53:42
 
今週もかっこ良かじぇ〜〜♪

先週の「バッカン」はオイラの造語ていうか
バックカントリーの略語ですばい。
確かに方言的な響きはあるばってん・・(笑)

それにしても、やっぱし白い山は凛々しかばい。
名前は舌ば噛みそうばってんねぇ・・

その勇壮なる白い斜面ば滑走するとは
気持ちんよかとでしょうなぁ・・

ぎゃ〜ん滑って、ぎゃ〜んターンして、
ぎゃ〜ん悦に入る・・

トシクンがぎゃ〜ん良か男になるばい♪

今週も愉しい報告ありがとさん♪


返信する
>ぎゃん行ってぎゃん行ってぎゃ〜〜ん!! (Toshi)
2019-03-11 19:55:41
★たぐぴ~♪さん

バッカン!いただきました
たぐぴ~さんの造語とは思えない(どこかで使っていそうな)ぎゃん一般化しそうな
響きであります。
次回から使わせていただきます

「Toshiさんは今週末何やってるのぉ~
「おいらけー?そぎゃんことバッカンに決まっとるとー

いやんばっかーんあは~~ん、そこはお尻なのぉ~♪

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