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Wake me up

2023-04-25 19:47:29 | 日記
昔この場所に君と来た時には泉と噴水があった
嘘だろう 僕がこの場所で汗を流して競走したなんて
Wake me up

昔この場所に君と来た時に虹のアーチを潜った
嘘だろう 僕がここから世界に出て行ったなんて
Wake me up

昔この場所に今ではもうすっかりおじさんになってるかわいい息子を遊ばせたなんて
嘘だろう 二回目の国体が済んでオリンピックが延期だとは
世界がなんとなっても
宇宙がなんと思おうが
Wake me up

流れ続けるこのときをただ過ごしているって
嘘だろう
Wake me up


緊張漲る仕事の出だし

2022-12-30 22:10:50 | 日記
緊張感漲る 
仕事の出だし
今朝も水府橋を渡る

瞬時を待たずして
早朝の空気は変わる
そして人の努力もまた宇宙の営みと同期して
尊いとも感ず

我の那珂川を渉るのを同期して
その列車にほほえむ

早朝の列車は変わらぬ時刻に川を渡る
たった一瞬の出来事には違いなかろうが
悠久の歴史の一齣としても
川も
人も
我も

その営みに敬意を表して
待ち伏せして
一枚の記憶を捧げたい

川も人も我も

yatcha john s. 「これもまたひとつの瞑想」


そうだ、蒲公英になろう

2022-12-20 21:57:50 | 日記
こんな寒いなかでも草取りは必要
孫がまた一人産まれる
家族が増える
花壇を綺麗にするため

蒲公英の根は地中深くに
それも太く
春を辛坊強く待つように

こんな時期だからこそ

僕の頭の白髪も薄くなり
みんな飛んで行きつつある
蒲公英のように

そうだ
蒲公英の心意気に倣おう
飛んで行ってしまうのは
拡がる為だ

こんな時期に産まれる
孫に負けないような
心からの敬意をもって

少しでも爺さんとしての誇りをもつ為に
孫は「花壇」という名前の男の子

yatcha john s . 「 そうだ蒲公英になろう」


ピンクの水玉模様のヘアバンド

2022-12-11 17:31:29 | 日記
そのころ その丘を駆け登るのが好きだった
お日さまが燦々と近くなり 何かを語ってくれた
甘い風が頬を撫で通り過ぎていく
てっぺんにはそれはそれは瀟洒なお宅
まわりには色とりどりのお花が揃って
そのころ そこだけ色彩の音楽が流れていた 

その日も花壇に水やりしているお嬢さんがいた
赤いスカートとピンクの水玉模様のヘアー・バンド
笑顔が素敵な丸顔

速く駆け抜けて垣根を越える勢いから逃れよう
「ごめんごめん わざとじゃないから ごめん」
「いいんです。どうせ汚いシャツですから」

あれから何年たったのだろう
僕が東京の大学に入ったころ
遠くのお金持ちに嫁いだと聞いたけど

あの水撒きは今でも僕の心のオアシスを潤し
色とりどりの世界へと向かわしてる
鮮やかなままであれ 過去 今 未来

yatcha john s. 「ピンクの水玉模様のヘアー・バンド」