人生は喜びに満ちてる
自分を貶める言葉に耳を傾けることは愚の骨頂だ!
なぜなら往々にしてその人の動機は、きみの傷を利用して彼らにとって都合のいいようにきみを動かそうとしているだけだ。
本当の真実とは、「生は喜びに満ちてる」ということを発見し、謳歌することにあるのだよ。
ミッシェル・ド・モンテーニュ
モンテニューの言葉 28
上面(うわっつら)の言葉と安っぽい言葉という二つがある。
わたしは死についてセネカとキケロの違いについてよく知っている。
君は、その違いが、真実の言葉であったら、人を奮い立たせ、活力を与える、確信を与える、という真理を会得すべきだ。
ミッシェル・ド・モンテニュー
ちょっとだけセネカが「死について」語った言葉を紹介しよう。
セネカは、死について多くの著作において深い考察を行い、その思想を遺している。彼は、死を恐れず、自分自身の人生を完全に生き抜くことが重要であると言っている。
「死は人生の一部であり、それを受け入れることができる者こそ、人生を真の意味で生き抜くことができる」。
「死は我々に時間を与えるものであり、それを無駄にしないようにすることが重要である」。
「今ここに生きることを大切にし、死を恐れることは無意味である。人生において最も大切なのは、今この瞬間を生き抜くことである」。
あなたは自分がとりあえず穏便だと思う場所に固執してないか?
もしそうなら今日からその習慣はやめよう。
わたしなんぞは、あらかじめ定めたコースなど一切決めないし、途中で引き返すことだっていくらでもある。本当の目的地なんぞ決めたら折角の人生が無駄に、無意味になってしまう。
一切、直線でも曲線でもひかないことにしている。
だって「やむを得ず」の人生なんて、あなたにとって本当に真実なのか?
ミッシェル・ド・モンテニュー