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光の風に住む人々

2023-04-30 20:14:44 | 窓の扉を開けて
たしかに光の風にたたずむ人たちがいる
僕たちとだいぶ違った生き方かもしれない
明確な未来 
楽観的な未来だけを見つめている瞳はいつでも
優しさに微風を生んでいる

人生は宝くじじゃない
原因があるから結果がある
自分がいちばんになれることに人生を歩もうとした誇りがそこにはあるだけ

薫りがする 
やすらぎの甘い薫り
祈りも大事 
心配するより経験値を高めて行く行動

落ち着いた朝に 
いつでも笑顔でお日様に「おはよう」と呼びかける人々

https://youtu.be/IEEaAorZqbs

yacha john s. 「 people in the lightwinds 」


何故生物種は絶滅するのか?

2023-04-30 19:51:15 | 日本文明、地球文明
何故生物種は絶滅するのか?

 つい最近まで確認されていて里山には必ず見かけた生物種が急速に姿を消して来ました。

 エコロジーや生物多様性が叫ばれてきてはおりますが、種の保存と維持に対する対策は人々の間で悲しくも皆無としか言えません。

 人々同士で戦い、或はその確実とされる見通しを食い止める努力も残念ながら皆無としか言えません。

 絶滅危惧種が増え続け、絶滅は加速度的に進んでしまっている原因は私たち人間の生産活動にあるのは確かです。 絶滅危惧種を増やす原因として、土地の開発、土地の汚染、乱獲や密猟、外来種の持ち込み、地球温暖化や気候変動の影響、里地や里山の放置があげられますが、 何故公、或は個人レヴェルでもその対策が講じられないのでしょうか?

 この問いこそ私たち一人一人に投げ掛けられている道徳的倫理的挑戦ではありませんか。

 写真はネモフィラ観光に沸いているひたち海浜公園の反対側のほんの一角のオブジェを撮影したものです。

yatcha john s. 「何故生物種は絶滅するのか?」


精霊が教えてくれたもの

2023-04-30 19:47:48 | 妄想の世界
森の奥
何かに突き動かされるままに
ここにたどり着いた

朝靄が少しずつ晴れていく

いつまでもずっと時を止めて貰いたいように
鏡面に滲み見えはじめるクリアな魂魄
ここの精霊の気配なのか
僕の念魄なのか
ほんのひととき
通じあったのか

この光景は時を遡る暗示なのか
未来を駈け昇る衝動なのか

「そして
この景色から出て行って
自分の世界に戻りなさい
あなたの迷いももうそろそろ晴れるときのようです
ご覧なさい
靄が晴れるのを」

精霊は教えてくれた

yatcha john s. 「精霊が教えてくれたもの」




モンテーニュの言葉 25

2023-04-30 08:15:59 | モンテーニュの言葉
ゆっくり急げ

 ペースは自分の身体が知っている。
遅かろうが速かろうが、だれかのペースに合わせる必要はない。

 川の流れが変わっていたら止まればいい。
 流れが急で先に進めそうになければ引き返してしまおう。

 ゆっくり急げる人にとっては、毎日が吉日になる。

ミッシェル・ド・モンテーニュ


ファウンデーションの夢 第八部 アルカディアの遺言 第8話 甦りの銀河!

2023-04-29 21:25:25 | アルカディアの遺言
65第8話甦りの銀河!
ファウンデーションの夢
第八部
アルカディアの遺言
第8話

甦りの銀河!

あらすじ

 「ファウンデーションの夢」の最終部になります。次作「ミーターの大冒険」を橋渡しする部分になる。
 アルカディアは81歳で天寿を全うしようとしていた。暦はターミナス443年。
 アルカディア農園はほぼラヴェンダーの畑。第二期のポニェッツ仕様のラヴェンダーのエキスがもうひとつの主役。
 アルカディアは全身全霊をかけて14歳から共に歩んできたミーター(ミーター・マロウ アルカディアの命名でダレル家が名門マロウに繋がることを重んじたから。)に訥々と遺言を語る。
 ハリ・セルダンとガール・ドーニックによって導かれた銀河復興の希望をミーターに賭けるアルカディアの切実さと真摯さとが最後の息までもその輝きがラヴェンダー畑に染み渡る。

 彼女はまず、「反ミュール」の現象から話しはじめる。

 そしてアルカディアは銀河の歴史に何度も人類を脅かした政治体制の全体主義の恐怖に話しを移す。銀河の暗黒と混沌の原因もこの全体主義が元凶であり、銀河復興はこれからの解放をも意味していることをつまびらかにする。

 アルカディアは尚も気丈夫に最後の気力を振り絞って宇宙最大の謎について語る。それはアタカナ(地球)の悲惨さ状況についてであり、放射能の悲惨さについてであった。
 
 かつてダニールは、ジャーナリスト、チェッター・ヒューミンと名乗って、ハリ・セルダンに接近し、彼の第零の法則に沿って、ハリを誘導した、またハリの盟友、ユーゴ・アマリルの亡きあと、ハリを助ける人材ともう一つの補助手段を構築するために、シンナックス星で若きガール・ドーニックを見いだした。ガールは彼の生涯かけて、この二つの課題を完全に成し遂げ、なおかつ地球復興と銀河復興の糸口を500年後のために用意した。

 アルカディアのとくとくとミーターに語る語り口は、まるでガールの魂が、彼女をして語らせているようであった。

65

アルカディア  ミーター、その原子力を失った銀河の星々は躍起になってバイオマスに切り替え、森林の再生産システムを無視して、星全体の緑を剥ぎ取ってしまったのよ。大地は岩盤が剥き出しになって星の生命は消え失せていったの。
 弱者保護を大事に考え、消費文明に懐疑的だった数少ない星々を除いてね。
 私のお母様の星、農業の星トランターは皮肉にも銀河の模範の星に変わってきたのよ。

 もうわかってきてますね、ミーター。
 その故郷の星アタカナを甦らせれば、銀河全体も甦らせる、と今になって分かってきたのよ。
 その秘密を見つけたのですから。
 
ミーター アルカディー。また秘密かいな?

アルカディア ミーター、私のご先祖様ベリスが、彼女の母マネルラに宛てた手紙を見つけたのよ。
 ベリスの娘の「ドース・ドーニック日記」に記されてあったの。

 それはとても神妙な話よ。
 ニフ人とか、シンナックス人とかが、その黒い涙の太陽を、ただ一人ベリスに見せるためだけに、モーヴ公園の一画に埋めたのですから、驚きを通り越して、銀河の謎中の謎、不思議中の不思議を解く鍵に違いないのよ。それをしっかり、これから解いて行ってもらいたいの、新しいホームズ君にね!
 覚えている内容を暗唱するね!しっかり記憶して下さいね!

 「お祖母さんドースが夢に現れ、『図書館でジョン・ナックの本を読んでから例の公園へ行くように、家に咲いているジンジャーの花を髪にさしてね。』と言われました。

 その通りに言われた場所には、昨日までなかった丸い黒い顔の像が土に埋まっていたのです。私が手をかざすと黒い部分が黄金に輝いて初めて見る文字が浮かび上がりました。そしたらなぜだかその文章の意味が分かったのです。その文は次のようです。
 『我らはニフ人、シンナックスを経由してここ銀河のはずれまでやってきた。ここに涙の黒い太陽の像を埋める。放射能の悲惨さを忘れないためだ。我らがアタカナのニフから宇宙に飛び出したのはいうまでもない。空が放射能で黒く覆い、光を遮り、四十日の間、太陽を見ることがなかったからだ。その教訓のため、ここにこの像を埋める。ここに記念として別紫蘇(ラベンダー)の種を撒いていく。宇宙が蘇る、その礎(いしずえ)を開く時が来る。そして一人のシンナックスの青年がその意味を理解するであろう。』
 その青年とは誰でしょう。萌葱色の霧雨が降っていました。大地が霞んでいました。公園は泉のせせらぎと小鳥が囀ずる声だけでした。空には虹がかかっていました。今日の不思議な出来事に物思いを寄せています。」 

 ミーターねぇ、私たちの今、ここにいる理由は、これに尽きるわ。貴方が、この銀河を私の代わりに救うの。
 全然心配しなくていいわよ。一歩一歩前進すれば、その都度、神秘な虹が現れて貴方を導いてくれますから。絶望したら、後ろを振り返ってくださいね。自然と扉が開きますから。
 そして、貴方のその目で、あの不死の従僕先生を導いたといわれる「人類の友ジスカルド」の目の奥にある新しい銀河、甦りの宇宙の美を、私の代わりに見て欲しいの!
 きっと素晴らしいわよ!
 最後にね、「三色のペンダント」の話をさせてねぇ。

ミーター  アルカディー、「三色のペンダント」!?!
 
※ご興味のある方は、是非以前の投稿の、『ファウンデーションの夢』第三部第9話「パークサイド」をご覧ください。

 私のブログ『銀河ノマドブログ』にて、どうぞ!

yatcha john s. 「甦りの銀河!」