北風に向かって足どり遅く
北風に頬打たれつつ
もう回り道して帰ろうか
海も曇りで黙(だんま)り
公園にはまるっきり人気がなく
ここの人気もネモフィラとコキアそれから夏のロックフェスだけなんだよな
「木枯らしに負けそうなの...」
アグネス・チャン
冷たい風が一瞬強く 僕のフードを飛ばした
耳に聞こえる自転車の音
二人の勢いの音
母子(男の子)がキャッキャとはしゃぎながら息子さんがお母さんの前を走らす
お母さんもにこやかに何かこたえている
丘に駆け出し あっという間に頂上へ
なんだか全身に熱さが戻ってきた
そうだ 一言だけでも声をかけよう
のぼろう 昇ろり切ろう 北風のなか
ここまで逆境のなか潜り抜けてきたじゃないか
二人のオーラに勢いを貰って
何もないけど ハローっていうだけは
ゴールは間近だ いや 一つ一つのゴールはあるにしても
それらを繋ぎ合わせていくこと
母子の感応が そのまま永遠だ
その時頂上の鐘が鳴った
その子の僕への贈り物 クリスマスプレゼント
https://youtu.be/ct0e3RtTegE
yatcha john s. 「木枯らしに負けない」
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