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もう十分生きてきたはずなのに

2022-11-05 01:35:03 | ファウンデーションの夢 巻頭詩
『ファウンデーションの夢』巻頭詩 1

もう十分生きてきたはずなのに

 もう十分生きてきたはずなのに
ドイツの森で迷子になる夢を見るのは
なぜ
 
ストーリーリングの街角に小走りのセルダン教授を見かけるのは 
なぜ

ターミナスの国会議事堂からかけ降りるトレヴァイズに遇うのは 
なぜ

今がいつなのか 
ここがどこなのか 
終わることのない旋律に耳をそばたてれば 
風景の先に 
見え隠れする 
彼らではなく 

yatcha john s. 「Foundation の夢」より抜粋





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