昨日は知り合いのSさんのお宅で、お蕎麦をごちそうになってきました。
趣味で蕎麦打ちを始めて10年とのことで、
まるでマグロの解体ショウのような蕎麦打ち実演をしていただきました。
まず、そば粉と小麦粉を8:2の割合で混ぜ(約1kg)それに水500cc弱を加えて
しっかりこねます。(約10人分です)
そして厚さ2mmほどに四角く伸ばします。
次に包丁の刃の長さに折りたたんで、刃の厚さ分ずらしながら並行にカットします。
その後、シチュー鍋等で多量のお湯を沸騰させ、灰汁のようなものを除去しながら
麺を還流させて1分ほど茹でたら、氷水でしめて出来上がりです。
今回は鰹だしのつゆとワサビでいただきました!
蕎麦の香りがさわやかで口当たりがよくてとてもおいしかったですよ!
文字にしてしまうと蕎麦打ちは簡単そうに見えますが、
粉への水の含ませ方から茹で方まで、すべてがノウハウのかたまりなので
どれか1つ欠けると蕎麦がプツプツ切れてしまうそうです。
今回は蕎麦のほかに、蕎麦の実の素揚げとクルミと鰹節とネギと白味噌をあえ、
木のしゃもじにはり付けて表面を炙った”蕎麦味噌”もいただきました。
日本酒のおつまみにぴったりです!
さらに蕎麦粉に水を加えながら加熱して練って茹でた”そばがき”もいただきました。
サトイモの練り物をきめ細かくした触感で、ほのかに蕎麦の香りがして絶品でした!
ラストは”そばがき”の小さなサイズで作った”蕎麦ぜんざい”をいただきました!
”そばがき”同様、まったくくせがなく蕎麦とは思えない上品な味わいでしたよ!
Sさんは今後、土日に出張蕎麦実演をされるそうです。(静岡県西部地区在住)
厨房と2畳ほどのスペースを準備してさえいただければ、道具と材料はすべて持ち込みで
5人以上なら1人1500円で上記4品が召し上がれますよ!(希望があれば連絡先お教えします)