今日 姉の家へ行った
母の味を継いでいてくれる姉は いつも 梅漬けのお土産を持たせてくれる
我が夫が 大好物なのを 知っているから
巷で売っている 味のついた 梅漬けを好まない
昔ながらの シンプルな 塩味の梅漬け
子だくさんの貧乏暮らしだった 幼い頃
ご飯の おかずといえば 梅漬けの記憶
もともと 酸っぱいものが あまり好きではなく
梅漬けときくと 幼かった頃の 貧しい暮らしとつながるので
いまでも あまり 好きではない
そして おやつに 筍の皮に 梅漬けの紫蘇をいれて 三角に折り
角の吸い口から ちゅーちゅー しゃぶったもんだ と
二人で 昔話をして 帰って来ました
飽食の時代の今では 考えれれないような
おなかをすかしていた 半世紀以上も前の お話です
でも
おにぎりのなかで 一番 美味しいのは
最終的には 梅干しのような気がします
特に 山登りとか 畑の仕事とか
体を使った後の おにぎりは 梅 に限ります
梅酢にであった 紫蘇のいろ ほんとに あざやかです
梅漬けの お話でした