環境省は、プラスチック製レジ袋の無償配布を禁止する法令を、速やかに制定することを発表した。スーパーやコンビニなどの小売店で配布されるプラスチック製のレジ袋を有料化することで、使用量を減らすのが目的である。
小規模店舗まで一律に規制するのかなど、法令の具体的な内容については今後検討が始まるが、来年中には有料化を実施したい、との環境大臣の弁。
小規模店舗まで一律に規制するのかなど、法令の具体的な内容については今後検討が始まるが、来年中には有料化を実施したい、との環境大臣の弁。
イオンでは既にレジ袋の有料化が行われており、ゆめタウンでは逆に買い物袋を持参するとその分だけポイントが上乗せされるので、この2店舗で買い物することが多い私は、買い物袋を持参する習慣が身についている。バッグの中には必ず買い物袋を入れているので、そもそもバッグを持ち歩かないウォーキング中に急な買い物が必要になった、というようなときでない限り、プラスチック製レジ袋をもらうことは無い。
もっとも、大牟田市ではプラスチックも燃えるゴミとして処理されている。屑カゴにレジ袋をセッティングし、燃えるゴミの収集日にはレジ袋ごと市の指定袋に詰めて出せば、屑カゴがゴミで汚れることもなく、手間も省けて便利である。なので、レジ袋はあった方が、有難いといえば有難い。
ただ、環境のことを考えると、レジ袋の削減により廃棄されるプラスチックの量を減らすのは良いことではあるし、そのために利便性が多少損なわれるのはやむを得ない。
あとは、法令が制定されたときに、環境省がしっかりとした説明を国民に対して行うことが、何よりも大事となってくるように思う。
レジ袋の有料化に納得できない消費者が、小売店に対して野暮なクレームを入れることのないようにするために。