これぞ秋!新米&かきのもと♪

2005-10-05 | Weblog
昨日、散歩から戻ってブログの記事を入力していたら
宅急便屋さんから電話がありました。
「新潟の○○さん(姉の嫁ぎ先)から荷物が届いてます」
ヤッターーー新米です
もう10月ですものね~待っていたんですよ~
   
   もちろん、コシヒカリです
   義兄が作っているから正真正銘混じり気なし!
   (お米屋さんでは混ぜているという噂。。)
   新米ご飯の香りと味を想像しただけでヨダレが


姉の嫁ぎ先から届く荷物は毎回重いので
宅急便屋さんは電話をしてから届けにきます。
あるいは持たずに来て在宅を確認してから
「今持って来ますから」と取りに戻る人も(笑)
エレベーターがあるとはいえ道路から上がるのにも
数段登らねばならないし・・・本当に毎回重たい荷物を
運んでくださりご苦労様です

その上、今回は二箱でした
姉夫婦が新米を親戚に送る準備を始めたら"おばあちゃん"
(姉にとってはお姑さん)が野菜も送ると言い出したとか。
送り先は私も含めて多分5~6箇所。
全部に野菜も送ったかは不明ですが、それでも凄い数。
引き取りに行った運転手さんは驚いたでしょうね

このブログでも何度も登場してますが「嫁の妹」の私にも
野菜を送ってくれる"おばあちゃん"、
いつもいつも本当に有難いです

さて、その有難い野菜は・・・
   
   前にも紹介した新潟の枝豆とナス♪
   県外では食べられない地元の味です。
   秋の枝豆は少し固めですが美味しい
   「ビールに枝豆」のイメージのせいか関東では
   夏ばかりでしたが、最近は秋にも売ってますね。

そして、秋の味覚「かきのもと」も入ってました
「かきのもと」とは食用菊のことです。

このピンクの食用菊を食べるのは新潟と山形だけで
他の地域では馴染みがないようですね。
普通見かける黄色の食用菊は苦味が強いと思いますが
この「かきのもと」は全然苦くありません。
苦いのは嫌いな私も子供の頃から食べられました

以前は関東で全く見かけなかった「かきのもと」も
時折見かけるようになりました。
でも、花の色がスゴク濃くて花びらも少し固めです。
薄い色の「かきのもと」は痛みやすいので同じものは
関東で売られていないのだと思います
新潟って色んなものを「地元だけで」消費しているな~
と改めて実感しました。
だから尚"おばあちゃん"から届く野菜は貴重品です

かきのもとは、芯を残して花びらを摘み取って
洗って茹でて、おひたしで食べます。

   ↓ 花びらを摘んでいる途中
   

この写真は昨夜のやりかけを今朝撮りました。
昨夜夕食後に摘むつもりでしたが、凄く量が多いから
ザルでは足りないし大変だな・・と考えて私は
ぼーっとテレビを見ていたのです。
そしたら、おもむろに、主人がガサガサと新聞紙を
折って箱を作り花びらを摘み始めました。
ナイス・アイディア頑張ってね~
・・とは言いませんでしたが手出しもせずお任せ

実は主人、キクが大好きなのです
他の野菜は食卓に供されれば食べる程度なのに
「かきのもと」が届くと時々自分で摘むんです。
やり方は雑で、ちょっと痛んでいても気にせず
緑のガクが少し混じったりしますが
文句を言うと手伝ってくれないので黙っています。。

他の料理なら、主人は手伝いではなく
自分で最後まで作っちゃいます。
でも、キクは作れません。。
何故なら、キクを茹でるときは色鮮やかにするため
お湯に酢を加えるからです。
酸っぱい味は平気なのに加熱しているときの匂いが
苦手なんですって

やり始めたら最後までやる積もりだった主人もさすがに
肩が凝って4分の3くらいで挫折しました。
残りを摘んで、洗って(量が多いとこれも大変
茹でて(6回くらいでした)出来上がり♪ ↓

   
   上の写真の花びらより色が鮮やかでしょ?
   やはり酢が必要なのです

味付けは三杯酢が一般的ですが、我が家では主人の実家の
食べ方で「からし醤油」に付けながら食べます。
タップリ食べられますよ~
辛いのが苦手な私も加減出来るからお気に入りです
サラダ感覚でマヨネーズという人もいましたね。。
それから、納豆に混ぜるのもイケます

さ~て、キクも茹でてあるし、新米もあるから
今晩はお魚でも・・・では買い物に行ってきます