秋色サイクリング2:栗&ウリ

2006-09-28 | Weblog
   

秋色を求めてのサイクリング、目当ては
先日のコスモスと、もう一つ、ススキでした。
近所にもたくさん生えているんですが
フェンスの向こうだったりして
なかなか手頃な被写体が無いのです。
自然豊富なコースなら綺麗なススキもあるかなと。

期待通りススキがあちこちで見られました。
時折ススキを手にして歩いている方も。
家で活けるのでしょうか。風流ですね♪

ただ、例によって風で撮影が難しく
生意気にも自分なりにイメージした構図も
あったりしたので(汗)
なかなか撮影は出来ませんでした。
上の写真は一応妥協の一枚です。
ちょっとボワボワし始めていたのが面白くて♪

さて、一応ススキとして載せておりますが
実は困っています。
今回調べてみたらススキによく似たもので
荻(オギ)という植物があるそうなのです。
字面は萩(ハギ)と間違われやすい「荻」が
ススキに似たものだったとは知りませんでした(苦笑)

見分け方もネットに出ているのですが
確証は得られませんでした。

「生え方」と言われても根元は確認していないし
雑草だらけで殆ど見えませんでした。
ただ、固まって生えている感じがしたので
ススキかなとも思いました。
ススキは株立ちし、オギは平行に生えるそうです。

「場所」は、オギは湿地でススキは乾燥地。
え?これは川沿いだったからオギ?と思ったら
ススキはオギの生える場所でも生えるらしく
それならススキの可能性も残ります。

また、オギの「穂」の方が白くてフワッとしている、
という説明もありました。
写真の白っぽい穂に当てはまるような気も・・・。
その他の細々した違いを見つけるのは
写真だけではとても無理そうです。

・・・ということで結局判別できていませんが
面倒なので馴染みのあるススキで載せました(笑)
もしも違っていたらゴメンナサイ!

ススキだけで既に長引いています。アセアセ。

まず(え?今から?)続きのコース紹介をば。
最後の3キロが未舗装だったと前回も話しました。
こんな感じで「山道」っぽくなるのです。
   
   海岸から10キロ程度しか
   上流へ行ってないんですよ~。
   
   視界が開けると街が見えるんですが(笑)
僅かながら傾斜している道路もあったりして
その先には川へ下る斜面が・・・
砂利でハンドルを取られそうな気もして
ちょっとビクビクしながら走りました。。

最後にひと頑張り、自転車を押して
坂を登ると・・・弁天様の社が見えました。
   
ここに弁天橋があるのは案内図で見ていましたが
本当に弁天様がいらしたのですね~。
立札によると本来の場所は川底なのだそうです。
水の安全を祈願するためか川沿いには
他にもたくさん神社があります。
開発されてないような川沿いの地域ですが
歴史は意外に古いのかもしれません。

コースはここで折り返しです。
あとは、植物を幾つかご紹介します♪

社の近くにカラスウリの実がありました。
   
   見辛くて失礼(汗)
白い筋があるのでカラスウリだと思われます。
そのうち赤くなるのかな~。
でも、またここまで来るのはちょっと・・(苦笑)
お花は夕方咲いて早朝には萎むそうなので
なかなか見られないし私には厄介な植物です。。

実は、前にカラスウリの花として載せたものは
午前中に咲き残っていたので
本当のカラスウリではなく、
黄色の実が出来るキカラスウリらしいです。
そちらも実の確認は多分不可能。

赤や黄色の実、可能性はまだ低いのですが
いつか見てみたいものです。

こちらも秋の実、栗です♪
   
自転車を押して登った坂道に山栗らしい
小さなイガグリがたくさん落ちていました。
割れて実が覗いているのも見つけたのですが
手を離せなくて・・後で引き返したときは
もう見つかりませんでした。。
木陰で光も弱く、土の道路や枯葉と同じく
茶色だったから仕方ないですね~。

・・と思ったら、帰宅したら主人のカバンに
茶色のイガグリが一個!(笑)
トゲで痛いのに、よく拾ってこれたものです。
   
   大きさを見ていただくため
   家にあった新高梨と並べてみました。
   よりによって一番大きい梨です(笑)
よく見たら小さく開きかけていたので
園芸鋏などを使ってこじ開けました。
大きければ足で簡単に開けられるのに~
周囲のゴミが苦労の跡です。
   
1センチくらいの実が3個♪
小さすぎて食べられるものではありませんが
なんだか嬉しいです。
見ていたら、栗を買ってきて
栗ご飯でも作ろうかなと思いました(笑)
よろしければ昨年の栗ご飯も見てください♪


どんどん話が長くなり申し訳ありません。
やっとお花にたどり着きました。
といっても自転車なので、あっと思ったら
通り過ぎていたりして(苦笑)
大半は撮影を諦めました。
写真は少ないので、このまま載せてしまいます。

ヒガンバナ、イヌタデ、ヒメジョオン、ノゲシ、
そうそう、今年出会ったツルボも見ました♪
あちこちにミズヒキも自生していて
野草だということを改めて実感しました。

薊(アザミ)はピンボケになって残念ですが
嬉しかったので載せます♪
単純にノアザミかな?と思ってましたが
アザミも種類が多いようです。
秋に咲くのはノハラアザミらしいです。
   

前にクズのつるが高いところまで
伸びている様子をご紹介しました。
今回もあちこちで見られ、運良く近い場所に
お花を発見して自転車を急停止。
後ろにいた主人に文句を言われてしまいました~。
その割にはあまり出来は良くありませんが・・。
   

最後に初めての花です。
たくさん見かけたので
急停止の必要はありませんでしたが(笑)
初めてだから是非撮りたかったし
小さいので慎重に何枚も・・
主人はイライラしていたかもしれませんね。。

荒れ地瓜(アレチウリ)
   
北米原産の帰化植物。
つる性で繁殖力旺盛なため急速に広まり
在来の植物を枯らすなど
各地で問題になっているそうです。
環境省も駆除すべき「特定外来生物」に
指定しているとか。

調べる前は、星型の可愛い花だと
喜んでいたのですが・・・
確かに、こんなに ↓ ビッシリと
覆いつくすようでは他の植物は堪りませんね。。
   
   これでも、ほんの一部です。

自然が豊富に残っている場所だったのに
このような植物が広がりつつあって・・・
自然を守るには色々難しい問題もあるのだと
考えさせられました。。




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人として・・・

2006-09-28 | Weblog
天国の先輩へ

遠い昔
貴方は憧れの存在でした
若干10代の年齢に似つかわしくない
大人のような落ち着きと包容力
皆が、性別を問わず多くの人たちが
貴方を慕っていましたね

その優しさで一体どれだけの人たちが
貴方を頼りにしていたことでしょう
命の優劣はつけられないと分かってはいますが
どうしてあんなに善い人が・・・
と思わずにいられません

友人も嘆いています
こんな辛いとき一番に話したい相手
その貴方を失った悲しみは計り知れません
慰めたくても
貴方のような力が私にあるわけもなく・・
それでも心配していると伝えたくて
長い手紙を書きました
貴方もどうか天国から見守っていてください

思えば・・・
貴方に憧れながら、私は
人見知りで引っ込み思案の性格のため
近寄ることが出来ませんでした
卒業後も友人が親しくしていると知り
とても羨ましく思ったものです

同じような後悔を何度となく繰り返し
環境の変化で必要に迫られたこともあり
以前よりは友人を作れるようになりました

引っ込み思案は相変わらずなので
もしも今貴方と知り合えても
やはり近寄れないとは思いますが・・・
あまりに大きすぎて謎でもあり
別世界の人のように感じていましたから

・・・いずれにせよ叶わぬ夢です

皮肉なことに貴方を失ったショックで
最近疎遠になったと感じていた友人が
近しい存在となりました

その友人も含め
こんな私と仲良くしてくれる友がいる
それはとても嬉しいことです

貴方の思い出をたどるうちに
そんな気持ちがますます強くなりました

人生一期一会
だから出会いを大切にというけれど
それはとても難しいことだし
誰でも親しくなれるわけではありません
そんな中で自分を友と呼んでくれる人の
なんと有り難いことか・・・

出来ることなら
貴方のような人間になりたかった
大きな大きな優しさを持った人に

今は
そこまで多くは望みません
せめて私を友としてくれる人たちの
力になれる存在でありたい
ただただ誠意を持って接すること
そのくらいしか今の私には
出来ないのですけれど・・・


  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

この記事を読んでくださった方へ

重たい内容でスミマセン。

あくまで個人的に書きたかっただけなので
この記事の直後に、先日の
「秋色サイクリング」の続きを投稿し
トップに置かないようにしておくつもりです。
それでも親しくさせてもらっている方は
読んで下さるかなと思い、
少々良い訳じみた後書きを書いております。

月曜の晩、訃報が届いた後
記事にするか迷い続けました。
悲嘆にくれる友人について触れるかどうかも・・。
その友人はこのブログを読んでいませんが
だからって触れていいわけではありませんし・・。

ただ、自分の気持ちの整理として
何か書きたいという考えは打ち消せませんでした。
単に悲しいだけでなく、本当にあれこれと
思い悩むことの多かった出来事だったのです。

迷いましたが、かなこさんのブログのお陰で
やはり書いてみようという気持ちになりました。

悲しみとか心配とは別に
遠い存在となっていた先輩を思い出すことで
心に生まれた想い、それを書きたいと。
内容は極力私の個人的な心情に絞ったつもりです。

きっかけを下さった、かなこさんに感謝です。
かなこさんのように短くは書けないのですけど(苦笑)


なお、この記事はコメントを受け付けない
設定にしてあります。
最後まで自分勝手な記事にしてあることを
何卒お許しください。