グラの気ままに徒然日記

日々の菜園アクティビティ、旅先での思い出コレクッションetc.

ミツマタ群生地~三重県美杉町石名原を訪ねて~2019/3/19

2019年03月18日 21時38分53秒 | 日記
珍しいことに、本日午後2時過ぎ妻の方から「美杉村のミツマタの森」見学の話が出た。
先日、亀山市の「坂本棚田のミツマタの森」が少し早や過ぎたので、少し南の美杉村なら( ^ω^)・・・との思いがあったのだろう。




もともとあったミツマタが間伐など山林の手入れが行き届くようになった結果、急に広がりを見せ始めたらしい。
2年前、名松線終点の伊勢奥津駅近くの茶店に知人Tさんに案内されたことがある。茶店の女将は中田さんと言って‟名松線を元気にする会”の会長さんだ。
その会長さんから後日中日新聞社が石名原のミツマタの取材に来て案内することになっているとの情報を得た。一度報道されたら大勢の見学者が詰めかけるから、今から行ってみてはと勧められ訪れたのがきっかけとなり、今回で3回目の訪問となった。



一度目は、林道を走り現地まで乗り付けたが、生活道である上、対向もままならない隘路と言うこともあって、津市美杉出張所に立ち寄り適当な駐車地をお聞きした。R368の堀井モータースさんの前が臨時駐車場(約20台可)であった。
「三多気の桜」まで2,7キロと言う標識が立っていた。

駐車地から約1,000mの林道ウォークとなる。
美杉村と言う名の如く杉の美林に目を奪われる。



やがて、ポツリポツリとミツマタの木が現れはじめ、ほどなく左手の山腹に新たに拵えられた可愛い階段に出合う。
年々整備が進められているようだ。登る。



いきなりミツマタの海の中だ!上部に向かって斜面はミツマタで埋め尽くされていた。ゴールデンカーペットさながらだ!





緩やかな尾根を上部に向かう。



直径1mはあろうかと思われる伐採された杉の株が随所にあり、写真を撮るための格好のお立ち台となっている。







最上部には展望櫓が拵えられていた。それより上部にはミツマタは見当たらなかったが徐々に群生地も拡大していくことであろう。

林道を50mばかり降ると分岐地点となり谷間に至る。そこにも盛大にミツマタが群生していた。





私がうだうだとカメラをいじくっている間に、すでに妻の姿は見えない。先に下山して民家の軒先でおしゃべりしているはずだ。🎯



まさに二分咲きと言ったところか?



  ~ 猛ダッシュ! ~


美杉村のランドマーク大洞山(おおぼらやま)とその右手は尼子山と言ったか?



独特の山容と眼下の集落の絶景に目を奪われつつ駆け下りた。



約1時間のミツマタ見学であったが、坂本の場合はミツマタの森まで50分近くかかるが、より自然な感じがして谷間にひっそりと咲いているようすにはそこはかとなく風情が感じられる。一方、今日の美杉の場合は、管理された美、金色の絨毯と言ったところか、いずれも訪れた人を十分満足させることでしょう。もう一度、4月初旬三多気の桜と同時に観賞してみようと思った。