いよいよ今年の倉木麻衣さんのライブ、九州地区がスタート。僕は前日21日に宮崎に向かう。西都市では適当な宿泊先が見つからず、宮崎のホテルを予約。ブリスベンズというホテル。宮崎駅に着くと駅のところの店に寄り、かき氷を食べる。客が変な印象だが、気のしすぎか。駅からまっすぐ西を行くとおりを歩いていく。てっきりこの大きな通りに面するところにホテルがあると思い込んでいたがぜんぜん見つからず、大工町というところまで行ってしまう。携帯サイトの地図を頼りに戻るが、やはり場所がわからない。
途中高校生が通りすがりに意地悪なことを言うという攻撃をしていく。僕は相手を知らない、相手は僕を知っているという状況での攻撃。卑怯者。宮崎に来てもこんな状態。僕が宮崎を田舎だといって馬鹿にするんだろうと決め付けている様子。要するに僕が他人を馬鹿にしたがる人間だと決め付けようとしている。もちろん実情など関係ないのだろう。「他人を何かと馬鹿にするやつだ」と決め付けて、他人を馬鹿にして喜ぶのが宮崎の高校生か。この高校生が千葉・茨城・埼玉あたりに住んだらどうか。「チバラギ、ダサイタマ」という言葉に対し、むきになって怒るかもしれない。馬鹿高校生め。
この高校生だって何か行動の上で問題はあるはず。関東や関西など違うところに行って、見ず知らずの人間からいきなりそれを個人攻撃されたら、どんな気持ちになるだろう。そういうことをこの高校生は理解できないらしい。しかもその行動上の問題というものが、事実というよりも他の人間の流す噂であったら、事実無根の噂に基づき誰だか知らないやつにいきなり個人攻撃されたらどんな気分になるか。しかもそれが全国のあちこちでやられているのだ。みんな事実関係を明確にしようとはせず、問題をはっきりさせず、攻撃だけやりたがる。それが今の日本人の現状であり、そしてこの高校生の態度はある意味で今の日本の精神荒廃の象徴である。
どうやらホテルは大きい通りではなく、ひとつ入った細い道に面しているらしく、やっとたどり着く。宮崎というとライブでは当時応援していた歌手で1992年に初めて宮崎市に来た。倉木さんでは2004年に来た。西都市は全く初めてで、宮崎市以外のライブも今回初めて。宮崎県のライブは今回で通算3度目になる。しばらくして外出。宮崎というところ暑いのだろうが風がさわやかでしのぎやすい。気候的にはすごく生活しやすいような印象。
ホテルを出てすぐのところに餃子専門店を見つけた。以前1992年に宮崎に来たとき追っかけマニアの男性と二人でライブ後に食事に行き、餃子専門店で食事をした。確かワシントンホテルの裏側のにぎやかな通りということは覚えていたのだが、2004年に来たときワシントンホテルは違うホテルになり、餃子専門店も見つからなかった。今回ホテルを出てすぐのところで偶然餃子専門店を見つける。黒兵衛という店。僕はビールと餃子2皿注文。1992年に来た店は鉄板で直接餃子を出す形式だったが、ここは皿で出す。カウンターの向きも違う。なかなかおいしい餃子で、とても2皿では足りない気がする。でも他にも店を見てみようと思ったのでここで食べるのは止めた。でもおいしかった。
アーケード街を往復し、本屋で雑誌を買う。街では5000円くらいの安いホテルなどと馬鹿にして歩いているおじさんがいた。宮崎の人はお金持ちが多いのだろう。どこで食べようかと迷っているうちにまたホテル近くまで戻ってしまう。結局亀仙人というラーメン屋で食事。こってりのとんこつラーメンを注文。これは結構おいしい。ホテルに戻る。
宮崎にはじめて行った1992年。ライブの会場で比較的地位が高い主要スタッフが、ある一人のファンの前で、自分たちが宿泊するホテルを言っていた。つまり歌手もそのホテルに宿泊する。周囲にいた7名ほどの他のファンも聴いている。僕もいた。そのホテルは宮崎を代表する大きなホテル。川沿いにある大きなホテル。僕以外の他のファンはそのホテルの近くのホテルに宿泊している。そちらも大きなホテル。なぜあのスタッフはそんな話をしたのか。僕は当時無頓着だったから、気にしていなかったが、わざと一人のファンに対し話しながら、他のファンに情報を聞かせるという形で情報をリークしていたのではないか。そして僕らの反応を見るというようなことをやっていたのか。今頃になってそんな疑問が出てきている。本当はどうだったのだろう。ただ、主要なスタッフなどと書くといまどきの生きる価値のない連中は、僕のことを主要スタッフが好きなのだろうなどと話を捻じ曲げて解釈するだろう。そういうやつ確かにいる。主要スタッフがいいとか悪いとかそういう文章じゃないだろうが。しかも主要スタッフとそうでない場合と文章の意味合いだってずいぶん違うのに意地汚い連中にはどうでもいいことらしい。
でも、僕は交通機関については追っかけを一部やっていたが、それ以外は追っかけはやっていない。そもそも追っかけという言葉、人によって解釈や定義が大きく異なる面があり、あるファンに言わせれば僕は追っかけではないということになるらしい。僕は歌手が宿泊するホテルに宿泊したことはないし、当時僕が宿泊していたのはカプセルホテルやサウナ、夜行列車が中心。普通のホテルには一度も宿泊していない。今はホテルに宿泊するようになったがそれでも安いホテルが中心。倉木さんの宿泊するホテルについては全く情報が入っていない。他のファンと付き合いもないのでそのルートがない。
このときも情報は入っていたが、僕はそのホテルには行かなかった。前述のようにコンサートが終わると追っかけマニアの人と食事に行き、そのあとサウナを探した。今回宿泊したブリスベンズホテルの近くにマリックスというホテルがあったが、そのサウナコーナーに宿泊した。当時はそこにはカプセルはなく、ホテルの客も来るサウナ室はものすごい混雑だった。椅子が寝にくく、床に寝たが、でもぐっすり眠った。そんな記憶がある。
翌日22日バイキングに行くとファンらしき数人がいる。西都行きのバスがどこから出ているかわからず、昼過ぎに宮崎駅まで行く。またアベックが通りすがりに意地悪な発言をするという攻撃をしていく。ブ男とブ女、性格も猛烈に悪そう。よく平気で生きていけるね。平家の郷という店でステーキを食べる。まずまずだと思うが、僕はそれほどステーキは好きではない。もちろんだじゃれ、語呂合わせの類ではなく言っている。こういうことをいちいち書くのは面倒だ。語呂合わせや駄洒落を他人に当てはめるやつのせいだ。迷惑。それに量が少なく感じた。足りない。
どうやら駅のそばでなく、少し離れた大きな通りからバスは出ているらしい。うるわしという店で宇治金時を食べる。でもバス停を見ても西都行きのバス路線が飲み込めない。ひとつとなりのバス停に行くとずいぶんバスの時刻が違うようだ。結局午後3時台だったと思うけれどもバスに乗り西都へ向かう。同じバスに何人かファンらしい人が乗っていた。
他のファンらしい人は終点手前で降りる。僕は終点まで行く。帰りのバスの時刻を確認する。どうやらライブ終了後最終のバスには間に合いそうだ。会場まで歩く。途中スーパーによる。お惣菜コーナーをみる。僕の好みとは少し違うような気がする。名前忘れたけど店内の飲食店で冷汁定食を食べる。地元の名物らしい。知らなかったが、翌日宮崎市内でも冷汁定食の店があったから有名なのかもしれない。僕が知らなかっただけか。
会場に着く。もうかなりたくさんファンが来ている。僕の席は1階席6列目。このチケットぴあのプレリザーブでチケットが取れず、ぴあの一般発売でチケットを手に入れたもの。2003年名古屋、2004年熊本につぎ3度目の6列目。2年以上の久しぶりの10列目より前の席。ライブを楽しみました。
ただ、ライブ会場でスタート前に僕のすぐ近くのファンに対し、年配のスタッフが、二重チケットだの、オークションだのくだらないことを行っている。二重チケット発売があったからといてそれはチケット発売者側の失態であり、ファンにとやかく言うのはおかしいし、こういう話題を他のファンが聴いているかもしれない客席内で堂々とやるなんて、馬鹿なのかこのスタッフは。ここのところライブでのスタッフの態度の悪さも目に付く。現場のスタッフもおかしな情報が流れてきたら、鵜呑みにせず、その情報を疑ったらどうか。
麻衣さんはどうやら古墳に行って勾玉を作ったようです。僕も一緒に行きたかった。かわいい麻衣さん。ライブが終わると近くにバス停に向かう。最終のバスだけれどもこのバスに乗ったファンは全部で5人くらい。他のファンはどうしたのかしら。割り勘で数人でタクシーに乗ればバスより安く宮崎に戻れるけど、そうしたのか。車の人がいたのか、地元で宿泊先が見つかったのか。よくわからないけれど拍子抜けするほどバスで帰るファンの少なさ。
同じバス停で僕ともう一人降りる。僕はまた亀仙人でラーメンを食べる。今度はあっさりラーメン。でもこってりラーメンのほうがおいしいと思った。ホテルに戻る。麻衣さんは結構遅くまで会場にいるのかしら。よくわからないけれど。
翌23日朝バイキングに行くとなんだか客層が悪い。どこかの悪徳宗教の信者のようなやつがいる。うっとうしい。チェック・アウト後駅近くのアーケード街を経由し、宮崎駅の近くのバスセンターに行く。ちょうど前のバスが行ったばかりで1時間近く待ち、次のはまゆう号というバスで鹿児島に向かいました。