松山駅に着きました。2004年の倉木麻衣さんのライブ以来。ホテルを探しましたが、割と簡単に見つかりました。松山シティホテル。なかなか立派なホテル。チェック・インしました。ブログを書いたりしていました。夕方食事に外出。駅近くの札幌ラーメン屋に寄る。駅のところには喜多方ラーメンの店もある。やはり松山の人はこういうラーメンのほうがいいのか。僕はやはり他所から来ているので松山ラーメンのようなものを食べてみたい気がした。
ホテルで朝食。翌日は昼前外出。駅のところの店でクッキーとお茶の食事、また別の店でスパゲティを食べる。列車の時刻表や高速バスの時刻表を見ながら松山からあとの移動の予定を検討する。駅近くに座っていると帽子をかぶった若い男がこちらを見ている。誰だろう。こちらは相手を知らない。相手は僕を知っているのだろう。うっとうしい。僕のことを倉木麻衣さんに似ていると思って見ているのか。似ていないと思うが。僕は倉木麻衣さんやキャスパーさんはともかく、倉木さんのファンは嫌いだ。そのあともう一人時々ライブで見かける人から声をかけられる。東京の人だそうです。
ホテルに戻り、のんびり。近くに伊予鉄が走っている。乗ってみたいと以前から思っていたが、まだ一度も乗っていない。開場時間が近くなり、ホテルを出る。場所はわかりやすい。途中ファンらしき男数人に追い抜かれる。見かけたことのある人。長距離遠征か。会場の横では木下サーカスが行われていたらしい。到着すると入場の整列が行われていてトラックの運転手もいた。今日の席は1階15列16番。
ライブはまずまず良かった。倉木さんはサーカスの話もしていました。トラックの運転手は、台風の話をしていました。あとで見た倉木さんのリポートなどでも台風について触れている。僕はぜんぜん気がつかなかった。雨がひどかったのかな。雨の少ない風台風だったのか。倉木さんは体調が悪いようです。僕が看病をしてあげたかった。
会場には後方に空席がちらほら。入場のとき「チケット譲ってください」などと書いた紙を持っていた人もいたが、当日券ではいれたのじゃないか。本当にライブを観ようという気があるのかどうか。前売りや当日券でチケットを持っていれば必ずよいときめつけているわけではない。しかもこの人他の地方のライブでも見かけた気がする。交通費その他はたくさんお金をかけてもチケット代は払いたくないのだろうか。ファンにはそれぞれ考えがあるのだろうが、僕は他の倉木ファンは嫌いである。
ホテルに戻る前、うどん屋により野菜炒め定食を食べる。あとから入ってきた倉木ファンらしき男二人組みの態度の悪いこと。慇懃無礼、態度が横柄、意地が悪くて、・・・でもこういうやつが今の日本社会では好意的に見られるのですね。加害者優遇社会だから。ここ数年特に日本はひどくなっているのか。でもそのほうが外国からも好意を見られるのか。
ホテルに戻るスタッフの対応もおかしい。ホテルのフロントの要員というものはあんなにころころ変化するものか。僕と無関係なら許すが、関連付けているのなら許されない。コンビニなどでも条件は同じ。翌朝朝食を食べ、チェック・アウト。駅に行く。他のファンは見かけない。もう松山を去ったのか。倉木さんはどうだろう。僕は次の三島まで大阪に滞在することにした。ただせっかくここまで来ていたのでその前に四国八十八箇所の岩屋寺という所に行くことにした。落出行きの普通バスがありそれに乗っていけるらしい。
荷物をコインロッカーに預け、バスに乗る。思ったより時間がかかる。高いところを上っていく。なんだかすごいところに行きそうだという気がした。峠を越えると高原地帯で松山とは別世界のようなところ。久万高原駅というバスの駅で降りる。この辺は伊予鉄とJRのバスがあり路線バスがわかりにくい。バス路線がどうなのかよくわからないし、タクシーで行くことにした。少し歩くとタクシー会社が見えたのでそこからタクシー。まず44番の札所に行く。大宝寺、ここは行きやすい。
次に岩屋寺。ここは僕の祖母が若いときに来たことがあるそうだ。チラッと話には聞いていたが、行ってみると、道路からはちょっと変わった形の山があるなあという程度でたいしたことはなさそうだけれど実際に歩くと険しい道で登るのが大変。運動不足には堪える。他の参拝客、お年よりも健脚で、追い抜かれていく。やっとたどり着く。よくまあこんなところにお寺なんか建てるものだ。僕の祖父や祖母は世間的には評判の悪い人間かもしれない。でも僕にとっては祖父であり祖母。ある時期僕を強く支えてくれた人。日ごろは先祖に無頓着な僕も先祖について祈りました。
お寺周辺には参拝客が多いが、途中の道は少ない。他の人はどこにいったのだろうと思ってしまう。歩くのが速いのか。僕は遅いが。タクシーには待っていてもらった。川の水がきれい。水量も豊富。台風のあととは思えないほど水がきれい。やはり風台風だったのか。久万高原駅に着く。次のバスまで1時間半くらいあるけど、ゆっくり待つことにした。ぼんたん飴やわさびのあられを買う。ぼんたん飴は西日本では一般的なのか。僕も子供のころよく食べた。キャラメルとぼんたん飴が色違いの似たような箱にはいっている。子供のころを思い出すが、僕の子供のころももうずいぶんずたずたの記憶になってしまった。多くに人間が踏み潰すことを楽しみにしているらしい。僕をうそつき呼ばわりしてうれしそうな笑みを浮かべる人たち。その人たちが僕の思い出を踏み潰して喜んでいる人たちだ。
さかえという店で他人丼を食べる。バスの駅で待つ間も他のお客は不自然な面もあったが、たいしたことはない。バスに乗りまた松山市へ。途中で川を渡る。きれいな水。水量も少なく歩いて渡れるほど。本当に台風が来ていたのかと思うほど。松山の市街も結構大きいなと感じる。JRの松山駅に着く。結局鉄道で大阪に向かうことにした。特急と新幹線の乗り継ぎで、新大阪に向かいました。