おいしい朝ごはん

おいしい朝ごはん食べましたか 私はまだです

私にとって妖怪大戦争の方が宇宙戦争よりも面白かった理由

2005年10月19日 06時45分52秒 | 新作邦画
角川映画妖怪大戦争の中でお元気な水木しげる先生にお会いして、三十年以上昔みた映画のことを思い出しました。

当時、忙しくて子供を映画に連れて行けない親戚の親代わりになって女の子と東映に太陽の王子ホルスを見に行った。しかし、私が夢中になってしまったのは、総天然色のホルスではなく、テレビアニメの焼き直しの白黒のゲゲゲの鬼太郎でした。ホルスを見終わった女の子は鬼太郎に興味がないらしく、直ぐに帰ろうというのをなだめて、私は鬼太郎を最後まで見て、しっかり鬼太郎ファンになってしまいました。

忌野清志郎がつぼにはまっていました。
清志郎の親御さんはかって、朝日新聞に息子がロックに走って困っていると相談の投書をしたそうですが、今の清志郎さんは、とても子煩悩そうです。

そして、主人公の担任の先生は、いじめっ子を思いっきり、ぶったたきます。
この担任の女先生の眼鏡には、どこかで見覚えがあります。

とにかく、私にとっては考えられないくらいに超豪華な配役です。
宇宙戦争も大変素晴らしい映画でしたが、妖怪と宇宙人の数を比較する限りでは妖怪のほうが数が多いようです。
特に川姫が河童の活躍を尻目に人気を独占しています。

そんなわけで、子供も大人も楽しめる妖怪大戦争と皇帝ペンギンをよろしくお願いします。

交渉人真下正義のボレロ

2005年10月19日 06時44分38秒 | 新作邦画
映画音楽の手法のひとつに、観客と登場人物が同じ曲を同時に聴く設定がある。
交渉人 真下正義ではラベルのボレロが、この設定の映画音楽になっている。
かつて映画砂の器で宿命という曲が、クラシックの名曲といえるかどうか議論されたことがあるが、映画が傑作かどうかは意見が分かれるとしても交渉人に使われたボレロは間違いなく傑作である。
金田龍之介が風格をみせた。
西村雅彦は抑えた演技をみせた。
フジテレビらしく、警察署の三人組が次回予告編分で出演していて楽しめる。

スイングガール

2005年10月19日 06時43分27秒 | 新作邦画
小さな街に二つの高校が並んでいる。ひとつの高校の吹奏部は全国有数の実績があり、もうひとつの高校は、そもそも吹奏部が存在したかどうか疑わしい。
ところが最近、あったかどうかわからない吹奏部に大量入部があったようだ。放課後になると十数人の部員たちが校庭で吹奏楽の練習をはじめるのだ。部員たちの演奏する格好は決まっているのだが、楽器からは音が出ていない。音は出ていないが部員たちの熱意はわかる。熱意はわかるが、熱意だけでは音楽は成立しない。


ラストシーン吾郎の扮する脚本家は深々と頭を下げた 笑いの大学

2005年10月19日 06時42分18秒 | 新作邦画
ラストシーンで吾郎の扮する脚本家は深々と頭を下げた。
吾郎が笑いの劇場に再び帰ってくることはないのだ。喜劇は悲劇に変わった。
一転してエンドロールは楽しい趣向だ。懐かしいが遥か昔の物語として映画は終わる。
                

唯一の希望であった恋人は海峡を越え消息は絶えた 田畑智子の血と骨

2005年10月19日 06時38分17秒 | 新作邦画
田畑智子が演じる花子が悲しい。唯一の希望であった恋人は海峡を越え消息は絶えた。
父の暴力はすさまじい。それから逃げるための結婚も夫の暴力により破綻する。帰るところはどこにもなかった。愛する人に好きだとも言えずに見送るしかない花子の姿は哀切極まりない。
                              

未来少年コナンのラナはテレパシーを使った   平成17年のローレライ

2005年10月19日 06時35分19秒 | Weblog
未来少年コナンのラナはテレパシーを使った。
まだテレパシーがSFドラマのなかで重要な役割を果たしていたのだ。ところが携帯電話が普及し、遠く離れた人と簡単に意思疎通可能になると、テレパシーがSFに登場することもなくなった。ローレライの紅一点の少女は、なんと遠く離れた映像を潜水艦の中にいて受信できる超能力をもっている。それって、結局携帯用テレビ電話かも。