新型エブリィ DA17V:バージョンUPへの道

できる事から少しづつ、自分好みに仕上げる事での満足感。

★新型エブリィーDA17V、KYB-New SRスペシャル取付【リヤのみ】 Vol.28

2017年02月07日 | DA17V
今回は新年早々、ショック交換を行ってみました。

先日KYBのホームページを覗いてみると、DA17用のそれが2017年春に発売になると記載されていました。

詳しく内容を確認すると、ニューSRスペシャルと、ローファースポーツの2種類がリリースされるとの事。

ローファースポーツまでは要らないので、ニューSRスペシャルでいってみようかと。

17年春といってもいったい何時なのか?(調べてみると、4月上旬ファーストロッドだそうです)

そんな事を思いながら、品番等をチェックしてみました。すると…

フロントは、NST5648RとLでバンとワゴンは共通。

リヤは、NSF1095がバン用で、NSF1094がワゴン用と判明しました。その違いは多分、減衰力の差かなぁ?…後ろに人を乗せるか荷物を載るかの違いなのでは?

フロントは、スタビ固定位置有無の関係でDA17専用品である事が分かっていました。リヤはどうなのか?と調べていくと、さすがはスズキ車です。

DA64と同じである事が分かったのです。 ならばこれを利用しない手はありません。調べると同時に、右手が“ポチリ”と動いてしまいました。笑)

注文後すぐに到着しました。とても早かったです。

手元に着いたからには、すぐに装着したいのが人情というもの。


仕事が早めに終わったので、早速その準備に取り掛かりました。

DA17Vのリヤサス交換は、誰でもできる位簡単な作業です。時間もそんなには掛かりません。


それでははじめます。

作業性を良くする為、ガレージジャッキと馬を使用します。

安全の為、必ず馬を掛けてから作業しましょう。ジャッキだけでの作業は大変危険です。

ここまで準備してさぁーはじめようと思ったところ、んーん、どうもワッパ(タイヤホイールの事)が邪魔なようで…

仕方なくそれを外して今度はOKとなりました。

リヤショックは、上下2か所に17ミリのボルトナットで固定されています。これを2本外すだけで簡単に交換する事ができます。




こちらが今回取り付けるものです。


このカラーリングは、昔から変わりませんね。

そして…

この様になりました。





車の下を覗き込まない限り、変更しているかどうかは分かりませんが。

あとはワッパを付け完了となるわけですが、ついでに一つ作業を行います。

それは…

リヤブレーキ内の清掃です。リヤはフロントと違い“ドラムブレーキ”となります。

これはディスクブレーキと違い、ドラムの中でライニング(ブレーキシュー)が外側に広がる事により制動させる仕組みとなっています。

パッドでディスク盤を挟むディスクブレーキなら、そのカスは外に排出されますが、ドラムブレーキの場合にはそれらがすべて中に堆積してしまうのです。

するとどうなるでしょうか?想像がつきますよね。

そこで中に溜まったカスを除去する事に。

ドラム本体をハブから外すわけですが、プラハンなどで軽く叩くと外しやすくなります。

それでも外れない時には、ドラム本体にある外し穴にそれに合うボルトを付け締め込んでいけば外す事ができます。

外すと中はこんな風になっています。



シューの面をブレーキクリーンなどで軽く拭き取ります。

またドラムの中やシュー取付部などに、エアーガンでエアーを吹き付け埃などを飛ばします。


これで清掃はOKです。これだけでも効果はかなりあると思います。

元通りにドラムを被せて、


ツライチの関係で、左側のみ5ミリのスペーサーを噛ましてあります。



車両の個体差もありますが同じサイズのワッパを入れても、左右で出代が違う事がままあります。

そこまで気にしなければそれで良いのですが、私は気になりますのでこれで修正しました。

他にラテラルロッドで調整する方法もありますが、予算的に厳しいのでこれで良しとしております。


装着後運転をしてみましたが、リヤが踏ん張る様になり安定感が増したような気がしました。

それもその筈、ノーマルのショック(こちらもKYB製)は、一度縮めると元には戻りません。これではショックの役割をしていませんネ。

特に荷を載せたら尚更です。これはメーカーも考えた方がよろしいかと。

という事で、4月上旬が待ち遠しい今日この頃です。


それではまた…