新型エブリィ DA17V:バージョンUPへの道

できる事から少しづつ、自分好みに仕上げる事での満足感。

★新型エブリィーDA17V、フロントバンパー脱着方法&LEDヘッドランプ交換 Vol.8

2015年07月31日 | DA17V
今日は、DA17Vのフロントバンパーの脱着方法を中心に、LEDヘッドライトへの取付を行っていきます。

納車時に一度、LEDヘッドライトへの交換を行っています。

その時フロントバンパーを外したわけですが、その方法は詳しくUPしておりませんでした。

今回、LEDバルブの交換をする事になり、ついでといっては何ですがその方法を説明させて頂こうと思います。


ヘッドライトバルブを交換するには、フロントバンパーを外す必要があります。

ただこの作業は、細心の注意をして行わないと”バンパー”本体を傷付けてしまう危険性もあります。


それでははじめていきます。


バンパーを正面から見ると、

印のあるところに、10ミリのビスとクリップなどで固定されています。

これらを外していきます。

何処からはじめてもいいのですが、分かりやすくフロントフェンダー内から説明します。

ここは上下2か所です。


下はクリップです。


上はトラスタッピングビスです。


これはこの様に外します。


両側を同じ様に外しておきます。

続いて、バンパー下部です。

養生などを下に敷いてからはじめると、汚れませんし寝転げるので楽に作業できます。

片側3カ所にクリップがあります。(計6ケ)


これも外しておきます。

最後に、ボンネットを開けこの3か所を外します。




これで車両と接続しているものは全て外れました。

ここからが正念場です。

バンパーとフェンダーが接している部分を、フェンダーから剥がす様に引っ張ります。

この部分は爪でフェンダーと噛んでいるので、それを外すのです。

チョッとしたコツが要りますが、そんなに難しい事ではありません。但し、破損しない様に注意してくださいネ。

さぁー両側が外れたとして、あとはバンパー中央部分にホックが2ケ付いています。

緑色の物です。

また車両側から出ているセンサー(黒いチューブの物)もバンパーから外してください。

これで本当にフロントバンパーが外れます


ここまで来れば、あとはそれぞれのライトASSYを外すだけです。




10ミリのボルトが3本、クリップが上部に一つです。

ここで注意です><

このボルトには、廻り留めの溶剤が塗られています。

これを無理に廻そうとすると、車両側の母材が破損する可能性があります。

最初に外す時には、インパクトなどで一気に廻さず徐々に廻していくようにしてください。

車両側がもし破損してしまったら、大変な事になりますので!!


今回取り付けるLEDは、こちらです。

PIAA製です。それもこれはメイドインジャパンです。

通常のLEDやHIDは、ほぼ中国製です。どれもこれも同じ様なモノばかりで、品質も今一つでした。

そこで何か良いモノがないかと探していくうちに、これを見つけたのです。

価格は少々張りましたが、長く使えればと思い思い切ったのです。


ライトに装着して分かりました。かなりの親切設計です。

取説通りに上手くセットできました。この辺がやはりMADE IN JAPANなのでしょう。

中国品では、こうはいきません。


ライトASSYに装着するにあたり、一つだけ加工が必要となりました。

それはこれです。

ライト裏側に付く、ゴム製の”カバーソケット”です。

これのこの部分を


少しだけカットしました。

これでOKです。

フィット感もです。


ライトを指定の位置に戻して



バンパーを戻して完成です。

2時間もあれば、十分作業できます。

皆さんも頑張ってみて下さい。

★新型エブリィーDA17V、時間調整式間欠ワイパーS/Wへの交換 Vol.7

2015年07月28日 | DA17V
今回は、簡単で効率の良い流用を試してみました。

DA17V(W)は発売間もない為、いろいろなところが未知数となっています。

そんな中、ほとんどの仕様が前車(DA64V)と共通である事が分かってきました。

何かを行う時にはそれはそれで良いのですが、モデルチェンジをしたのであればパーツ位新しい物を使用してほしいと思う事もあります。


前車(ハイゼット:S321V)の時もそうだったのですが、フロントワイパーS/WのINTに時間調整機能が無いのです

商用車ですから、コストを下げる意味では仕方ないのかもしれませんが…


そこで他車種のそれを流用できないかと考えてみました。(流用、これ結構好きなんです)

調べていくと、当然DA17Vのそれは全く出てきません。当たり前ですネ。

ただDA64Vについては、なにやらそれらしい流用方法が出てきました。

DA64V=DA17Vとなればいいのですが、とりあえず試してみる事にしました。


用意するS/Wは、トヨタ純正のそれです。

スズキ車にトヨタ用とはこれ如何に?まぁーOKという事なので、このパーツを入手します。

ヤフオクで検索すると、

いやぁー沢山ありますね。そんな中から丁度良いモノを選びました。

別に新品でなくてもいいので、お買い得感のある中古品にしました。

送料込みで¥3500-ほどです。

商品が届きました。

黄色枠のところが違いますネ。純正品番は、84652-52090となります。

これをノーマルのそれと交換します。

交換作業は、至ってシンプルです。車好きの方なら、朝飯前の作業となります。

全くの素人さんでも、1時間もあれば十分交換可能です。(通常なら30分弱の作業です。)

用意するモノも、+ドライバーと-ドライバーの2本だけです。これ位なら、何処のご家庭にもありますよネ。


では早速その作業に入ります。

まずはステアリングの下にある、コラムカバーを外します。これです

赤丸の窪んだところに+ビスがあります。


この中です。

これを外すと、コラムカバーの下の部分が外れます。(中央部付近を少し抉ります:手でOKです)

下の部分が外れると、中央付近にまた+ビスがあります。(左右に1本ずつ、計2本)これを外すと、上部のコラムカバーがフリーとなります。


左横から見たところです。黄色枠のコネクターを外しておきます。


正面に戻って、赤丸のところの”爪”をマイナスドライバーで押し込み、矢印の方向へスライドさせます。


すると、

S/W毎ASSYが外れます。

これでノーマルが外れました


比べてみると、

接続仕様は全く同じです。メーカーが違うのに、同じとは摩訶不思議ですね。

コネクターピンの数も、当然ですが同じです。



コラムシャフトにある四角い穴、これがS/Wのセンターとなります。


これに合わせてASSYをスライドさせていきます。

カチッ!と爪が入ればOKです。

あとはコラムカバーを戻して完成です><




どうですか?

たったこれだけで(僅か数千円と数10分)、の日の運転が楽しくなります ネ。


DA17V(W)のオーナーの方、試してみる価値はありますよ。


それでは。次回もまた、お楽しみに!!

★新型エブリィーDA17V、リヤワイパーレス仕様に変更(モーター支軸毎撤去) Vol.6

2015年07月22日 | DA17V
今回は、リヤワイパーの撤去にチャレンジします。

なーんだ!そんな事か?とお思いの方、ちょっと待ってください。

ワイパーアームのみを取り除くだけならば、誰でも?できますね。10ミリのナットを外し抉れば簡単に。

それではつまらないので、更に手を加えてみます。

ではどうするのか。

ワイパーアームを外すと、その支軸が残りますよネ。

よくあるのが、これに蛇口のハンドルを付けたり、市販のアクセサリーを付けたりと。

それはそれで良いのですが…

そうです、その支軸も外してしまうのです。この支軸はワイパーモーターと一緒になっています。

これをASSYで外してしまうのです。

外してしまうと、そこには穴が残ってしまいますね。これでは台無しですが、最近はいいものが出ているんです。

ヤフオクで見つけたのですが、その穴を塞ぐパーツがあるのです。

シールではなく、プラ製のそれも純正カラーナンバーで塗装済みの物です。

DA17Vのカラーで、Z2Sとなっています。

これは使用してみる価値がありそうです。


という事で、はじめていきます。

リヤワイパーが付いている状態です。



覚えておいてください。

これを外すには、アームの付け根にあるプラスチックの黒カバーを外します。これは簡単に外せますよ。

すると、この様になっています。


10ミリのナットを緩め(外さず少し残しておく事がポイントです)、アーム本体を上下左右に動かしながら手前に引きます。

無理をしない様、やさしく抉るようにしてください。

すると段々アームが抜けてきます。抜けてきたらと感じたら、10ミリのナットを外し完全に引き抜きます。

するとこうなります。

よくあるのは、この状態の事です。


続いて内張りを外します。


クリップにて数十か所留まっています。これをこの様なモノで抉り、外していきます。




内張りが外れると、ワイパーモーター本体が見えます。

赤丸内の10ミリのナットを緩めます。

おっと、その前に。

コネクターを外しておきます。


10ミリナットをすべて外すと、

こうなります。

内側から外の光が見えます。

これを内側から塞いでいきます。

アルミテープをテンプレート使い、丸くカットします。

こんな感じで。

これを脱脂した後、内側から張っていきます。


外側から見ると、こんな感じです。


表面パネルの下に、もう1枚パネルがあります。そのパネルにもこちら側からアルミテープを貼ります。

サンドイッチとした事で、雨水の侵入を防ぎます。

さぁーあと少しです。

付属のテンプレートで位置決めし、


購入したパーツを貼り付けます。



スッキリした後ろ姿になりました


モーターを撤去した事により、クリップを留める箇所が無くなってしまいました。(モーターと一体の為)



こちらは後日、自作で対応したいと思います。


それではまた次回をお楽しみに!

★新型エブリィーDA17V、エアバック付き純正ステアリングからMOMOステへの交換 Vol.5

2015年07月19日 | DA17V
今日は時間が空いたので、エブリィのステアリング交換をしてみました。

最近の車は、エアバック付きが当たり前です。

ただ純正のそれは、お世辞にもカッコ良いとは言えませんね。握った感じもPP感丸出しですし…

そこで社外品に交換する事にしました。
(納車時から検討していたのですが、やっとボスの確認がとれたので決行します。)


交換に当たって、注意すべき点がいくつかあります。


まず一つ目。

当たり前ですが、この車対応の”ステアリング・ボス”は必需です。これが無ければ話しになりません。

対応ボスは、HKB製:OU-248となります。

これはモデルチェンジ前のDA64と共通です。さすがにスズキ自動車、使いまわしが多いですネーーー?


次にステアリング本体です。

これは各自の好みがありますので、お好きなモノをチョイスしてください。

私はモモ製を基本とし、この中からDA17に合うと思われるものを探していきました。

DA17Vの室内カラーは、ベージュを基本にした茶系です。これに合わせるなら、同じ茶系をチョイスしたいところですが、モモ製で茶系というものはほとんどありません。

木目調という手もありますが、冬場の事を考えるとどうも今一つです。寒い朝、冷たくなったそれを握るのは気が引けますので…

ではどうしますか?

ヤフオクで検索しまくり、ある一品に絞りました。それは”モモ:ジェットテクノ-35Φ”です。

黒とシルバーのコンビの物です。ポイントは、このシルバー部分が内装色のベージュと合うのではと思ったからです。


これらを事前に用意し、交換へ向け準備していきます。


まずはエアバックを停止させる為に、バッテリーのマイナスを外します。 ところがDA17Vときたら、バッテリーのある位置が最高に悪いところにあります。

こんなところにバッテリーを収めるなんて、全くもって不親切としか言いようがありません。荷を積む商用車なのに、荷室の床にそれがあるなんて考えられません

その度荷室から荷物を下さなければなりません。正直、やっていられません。

そこで考えました

要は、エアバックとホーン系の電源が遮断されればいいわけで、バッテリーのマイナスを外さず簡単に対応する術をみつけました。

そうです。対応しているヒューズを抜けばいいのです。

ではそのヒューズの位置ですが。

DA17Vの場合、助手席のグローブBOXを外した右横にヒューズBOXがあります。

これです


この中の白枠で囲った部分。


5番に当たる10Aが、エアバック用のヒューズです。そして21番の15Aが、ホーンのヒューズとなります。

これら二つを抜き取ります。


この様に。

ステアリング交換の時、電源を落とした後すぐに作業してはなりません。待機電力が消えるまで、数十分置いた後作業に入る様にしましょう。

さぁーそれでははじめていきます。

まず純正エアバック付きステを外すのですが、DA17Vの場合、簡単にはいきませんでした。

通常エアバックモジュールは、横からトルクスビスで留めているのですが、DA17Vにはそのビスがありません???

左右にある穴から中を覗きますが、


ピンみたいなものが見えるだけで、他には何もありません。

もしやこれは…格闘数十分。やっと解除する事に成功しました。

今後作業する皆様の為に、そのコツを伝授しておきます。

400ミリほどの長さのある、マイナスドライバーを1本用意します。車関係の工具でいうと、キャブレターの調整に使う細いマイナスドライバーと言えば分るでしょうか。

通常の物でもいいのですが、穴自体が広がってしまう恐れがあるので(私の場合そうでした


これをこの穴に差し込み、中に見える”L型のピン”を押してください するとロックが外れ、エアバックモジュールがステアリング本体から外れます。

左右を同じ様に行い、2箇所を解除させます。

そして残りの一つ、それはステアの下側。こちらは左右を外し抉る様にすれば解除できます。

ロックの方法ですが、こうして見れば何という事はありません。






Uの字型のロックピンを、ステア本体にある穴から押す事により、Uの字が変形して解除される仕組みです。

どうでしょうか?解除の仕方お分かりになりましたか?

これができれば終わったも同然です。

あとはボスの説明書通りに組み立て、お好きなステアリングをセットしてみて下さい。

そうそう、エアバックランプを点灯させない為に、付属のダミーパーツが入っています。これはキッチリセットしましょう。

こちらが完成後の画像です。



どうでしょうか?私的には、色合いも丁度いいかと思うのですが…


今回の作業はあくまで私個人が行った方法です。全てにおいてこの手法が正しいとは限りませんので

作業をされる場合には、各自自己責任の上作業されてください。

作業に自信の無い方はご自身での作業は行わず、ショップなどに依頼されるのが良いでしょう。

また不具合が生じても、当方では一切の責任は負いません。



それでは次回をお楽しみに。。。