新型エブリィ6型 DA17W:DA17Vからの車両入替

10年目の真実、VからWへの乗り換え。登録は2人乗り4ナンバー

★DA17W:AUTOライトにOFFモードを追加する! Vol.3

2024年11月02日 | DA17W 6型
さてさて、AUTOライトについての続きです。

前回、カバー交換ではない別の方法を提案させて頂きましたが、今回はもう一つの可能性についてお話しします。

前回のそれで完結はしておりますが、別の方法も考えてみました。

まだ試験段階なので完璧とは言えませんが、こちらの方が確実で変更も容易ではないかと思われます。

前回の作業はかなりマニアックになり、部材の調達もなかなか厳しいかと思います。


DA17W 4型以降の車には、ステアリング右側に付いているライティング/ターンスイッチに「OFF」のポジションがありません。

これは暗くなったらライトが点く!という法規改正に伴う処置です。法改正なので、これは仕方ありませんが「OFF」が無いのは、どうなんでしょうか?

いつもの悪い癖で、無いのなら有るようにできないものかと前回してみたのですが、別の方法もあると気付き今回確認してみました。

できる限り純正チックにスマートに。これが基本です。

興味のある方はこれから先を参考にして頂ければ幸いです。無い方は軽くスルーしてくださいネ。


では進めていきます。4型以降のライトスイッチには「OFF」モード自体が付いていません。

これを「OFF」モードのあるスイッチに交換すればいいのでは?と思ったのです。

このスイッチ、DA17の場合「3型」に設定が有ります。(上記↑)

これが利用できれば、簡単に「OFF」ポジションを作る事が出来ますね。

但し世の中そう甘くはありません。電気回路図で調べてみると、ポン替えではどうも作動しそうにありません

なのでチョッとした加工を施していきます。

こちらの画像がライトスイッチ側のコネクタ(G144:13PIN)です。まずは3型


そして4~6型

比べてみるとあるはずの配線(緑)が無く、グレーと青の配線の組込位置が違うのが分かりますね。

配線図はこちら



この緑の配線、これこそがOFFの為の配線なのです。3型にはありそれ以降には無いのが頷けますね。

グレーと青の配線は、ライトスイッチ側の問題で逆にしなければなりません。抜いて差し替えればOKです。

そしてもう一つ、「ライトHBコントロール」というパーツの存在です。

これが3型、4~5型、6型と微妙に部品番号が違うのです。




差し込み形状は同じですが


設置場所は、助手席足元右側のあたりです。

緑の10ミリボルト(実際には普通の色です)で固定されていますが、これを外すのがなかなか大変です。

コネクタは、24PINのハイブリッドタイプで


この空き端子21番に、ライトスイッチからの緑配線を繋ぐ必要があります。

ただこのメス端子が曲者で、なかなかそれを特定する事が出来ませんでした。

何とか見つけ出せましたが、かなりのレアものです。



それぞれの部品が入手できたので、時間を見て試験を行ってみたいと思います。

今しばらくお待ちください。