あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

震度見るのがしんどい

2006年02月01日 23時19分39秒 | 地震,雷,火事,親父
今日,関東地方でちょっと大きな地震があり,横浜や埼玉の一部では震度4ということでした。

特に被害がなくて何より!

私も家にいたのですが,ちょうど掃除をしていたので,地震に気が付きませんでしたが,これがもっと大きな地震だったら,私も危なかったかもしれません。

ところで,ちょっと気になる点がまたありました。
NHKや多くの民放では,ニュース速報を流していましたが,その中で市町村単位の震度が表示され,かつNHKではご丁寧に市町村名をすべて読み上げていました。
確かに,震度計が各市町村単位に設置され,その情報が瞬時に集まることになったため,このような情報を即座に提供できる状態にあります。そのこと自体は,防災対策としては有用でしょう。
しかし,今回のような地震の場合,震度3程度ですべての市町村の震度を読み上げるのは,どうなのでしょうか。かえって,全体が分かり難いような気がします。震度3程度であれば,従前のような「埼玉県北部」とかいう程度で十分なのではないでしょうか。
震度3の市町村を読み上げるだけで,5分くらい使っていましたが,その時間を使えば,もっと別の有益な地震対策情報を提供できるはずです。
正直,私の街の震度がいくつだったのか,聞き漏らして分かりませんでしたが,周辺の情報から,「うちも震度3だったのか」と予測がたちました。最初から「多摩地方,震度3」と言ってもらった方が,よっぽど分かりやすかったです。

災害情報は何でも垂れ流せばよいというものではありません。何が有益で,何が瞬時に理解しやすいのか,何に一番注意するべきか,それを分かるように伝えること,それが災害情報にとって最も有益といえるでしょう。
市町村別震度情報が不要だ,というわけではありません。むしろ,震度5を越えるような地震の場合は,市町村別の発表も有益であるといえます。
これらの使い分け,それを今後しっかり考えてほしいと思います。

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