あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

安全性は中か下か,中華航空機炎上

2007年08月21日 00時04分46秒 | 事故
那覇空港で,中華航空機(ボーイング737-800)が着陸後爆発炎上するという大事故が起こりました。しかし,幸いなことに1人の犠牲者も出ませんでした。

中華航空機が爆発、炎上=乗員乗客165人は全員無事-那覇空港 (時事通信) - goo ニュース

使わなくて良かった・・

まずは,今回の事故で犠牲者が出なかったことは不幸中の幸いでした。わずか90秒間で乗員乗客全員が脱出できたということは,いろいろな混乱があったにせよ,その点は評価してもよいでしょう。

それはさておき,実は,今年のハワイ旅行を考える際に,チャイナエアライン,すなわち中華航空を使おうかという企画を本気で考えていました。安いからです。
しかし,一方で,ハワイ便に限定して話しますと,時間通り飛ばないとか,何かしらのトラブルが発生することが多かったようです。私の友人も,チャイナエアラインに乗った際,エンジンから白い煙が出ていたそうで,このことを客室乗務員に伝えたところ,「白い煙なら大丈夫。黒くなったら危ないよ。」と言われたそうです。以来,チャイナエアラインの利用を止めたようです。
今回の事故の原因はまだ正確にはよく分かりませんが,私個人としては,チャイナエアラインを使わなくて良かったと,ほっと胸をなで下ろしています。

ところで,中華航空は,過去にも様々な大規模事故を起こしています。そして,過去の事故の多くは人為的なもの(点検ミスなど)が大半を占めたようでした。
今回の事故原因は分かりませんが,人的要素が強いのであれば,いい加減経営方針を大きく見直して,再発防止に躍起になるべきでしょう。特に,中華航空は国営なので,社長がそのときの政権によってころころ変わっています。当然,経営方針もそのつど変わっているため,安全面についてどう考えていたのか,この点は今後しっかり検証してほしいものです。そのうえで,とかく評判の悪い安全管理については,評判回復のためにしっかりと体制づくりをやってほしいものです。
ちなみに,今回事故を起こしたボーイング737-800は,いわゆる最新鋭の飛行機でして,すべてがコンピュータ制御という,まさに「飛ぶスパコン」といえるものです。極端な話,機長は寝ていても飛行機を飛ばすことができるくらいの優れものです(もちろん,本当に寝ていたら当然墜落しますが・・。)。コンピュータ制御だから安全,というわけではありませんので,今後この点も大丈夫であったかは調査対象になると思われます。

なお,今回の事故を踏まえると,旅行前の「損害保険」は必携かもしれません。今回のような事故の場合にも威力を発揮するからです。これから旅行に出かける方,旅行用損害保険についても一度検討してみましょう。

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コメント (4)
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