あれは,あれで良いのかなPART2

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江戸東京たてもの園で学んだこと

2005年10月01日 23時26分57秒 | 教育問題
今日10月1日は東京都民の日です。
天気も良かったし,今週は天気が良かったのに個人的にあまり太陽を見なかったことから,気分転換を兼ねて,小金井公園に出かけました。
小金井公園では,小金井市民祭りをやっていてそれはそれで盛り上がっていましたが,実は注目していたのは,「江戸東京たてもの園」が都民の日につき無料になっている,ということです。
そんなわけで,早速行ってみました。

面白かった!!

そもそも江戸東京たてもの園とは,簡単に言ってしまうと,江戸時代から昭和にかけての建物が復元展示されたもので,町並みを再現したり,建物内に自由に入ったりすることができる博物館です。また,ボランティアのガイドさんがいて,希望をすれば園内の建物などについて説明をしてくれるという至れり尽くせりの博物館です。
その中で,特に興味を引いたのが,東ゾーンにある昭和の建物再現コーナーです。
昭和30年代頃の建物を中心に町並みが構成されていて,私はまだ生まれてもいないはずなのに,妙な懐かしさを覚え,興奮しました(妻からは,改めて年齢詐称疑惑が・・)。特に,100式黒電話やトニー谷そろばん(名称は忘れた)を見たときには,「売ってください」と言いたくなるほどでした。このエリアだけは,ボランティアガイドの説明不要状態でした。
とまあ,感想はその程度にして,実はこのゾーンでものすごく興味を引いた点がありました。
それは,「昭和の遊びができるエリア」です。ここでは,空き地が再現されており,土管がおいてあるほか,紙芝居屋の紙芝居ショー,さらには遊び道具として竹馬(ただしステンレスなのがちと残念),羽子板,ベーゴマ,コマ,自転車の車輪転がしなど昭和に子供達がやっていた遊び道具などが多数置かれています。
そして,そこで子供達が一生懸命遊んでいるではありませんか
親が遊び方を教え,子供と親が一緒に遊ぶ,または兄弟や一緒に来た友人と一緒に遊ぶという光景を目の当たりにしました。しかも,子供達の目は実に生き生きとしていました

これです。これが子供というものです!

この光景から,私は「実は,今の子供達は遊び方をしらないのでは」と思いました。空き地もなければ,塾や習い事で遊ぶ時間もない,せいぜいゲームで遊ぶ程度,という状況においては,いきいきとした遊びができないのではないか,その結果,コミュニケーションなどを学ぶことができず,結果きれやすくなる子供が増えているのではないか,そういう気がしました。
やはり,子供は外で元気よく遊ばせるのが一番だ,と改めて思いました。そして,私たち大人に与えられた役割とは,子供達が安心して遊べる環境を整えること,具体的には,遊び場を確保することと,安全(治安)を確保すること,子供の自治を重視する一方で指導する立場にもなること(簡単に言えば,昔の大人になること)なのでは,と思います。

問題は,そのために私たちは具体的に何をやればよいでしょうか。いきなり,子供に向かって「外で遊べ。おじさんも一緒に遊ぼう」なんていうと,ほぼ確実に変質者扱いされます。
この点が悩みの種です。

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