自民党の渡辺喜美氏が13日に自民党を離党する見込みとなりました。天下り緩和政策に対する提言を黙認されたことなど,麻生内閣では公務員改革が実行できないことや,党利党略による政策に納得できないことなどが理由とのことです。
しかし,現時点では,渡辺氏に追従する動きはないとのことです。
渡辺喜美氏13日に離党 政策要求「首相が黙殺」(共同通信) - goo ニュース
渡辺新党になるか,それとも単なる一時無所属か?
渡辺氏の離党は,ある意味ではすでに織り込み済みでした。したがって,官邸サイドでもさほど大きな問題としてとらえられていないようです。
また,追従者が予想に反して全くいませんが,最大の理由は,やはり「公認候補になるか,それとも刺客を送られるか」の天秤をかけたとき,「まだ公認の方がまし」という思いが強いからではないでしょうか。公認を受けることによる金銭的問題もさることながら,やはり前回の郵政民営化選挙により,「刺客トラウマ」が多くの議員にあるのでしょう。
とはいえ,水面下ではどの程度動きがあるのか分かりません。一説には,「自民党敗北を踏まえて,リスクヘッジとして離党者が相次ぐ」とも言われていますが,野党サイドとしては,単なる離党者や自民党離党者のみの新党は,いずれも「自民党とみなす」という選挙戦略で攻めてくるでしょうから,この戦術も有効とはいえません。
一方,民主党はどうでしょうか。菅氏あたりの動きはまだ微妙なところですが,若手議員を中心とする「小沢アレルギー組」が渡辺氏にどのように接触してくるのか,注目です。
とはいえ,今回の離党,私見では「政界再編までのビッグウェイブにはならない」と思います。公務員改革と定額給付金くらいがテーマだと「小さい話だなあ」となってしまうからです。やはり,もう少し食いつきが多い「大きなテーマ」がないと,離党してまで集まっては来ないでしょう。
もう少し,様子を見ましょう。そして,渡辺氏の動きも,本当に「国民のため」なのか,見極める必要もありそうです。
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http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/e/10566eabe08a8f989b7bf9c8770321fa
http://a007.fruitblog.net/?496d220b9c250
http://palodysong.exblog.jp/10132041
http://blog.livedoor.jp/ktu2003/archives/51537716.html
しかし,現時点では,渡辺氏に追従する動きはないとのことです。
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渡辺新党になるか,それとも単なる一時無所属か?
渡辺氏の離党は,ある意味ではすでに織り込み済みでした。したがって,官邸サイドでもさほど大きな問題としてとらえられていないようです。
また,追従者が予想に反して全くいませんが,最大の理由は,やはり「公認候補になるか,それとも刺客を送られるか」の天秤をかけたとき,「まだ公認の方がまし」という思いが強いからではないでしょうか。公認を受けることによる金銭的問題もさることながら,やはり前回の郵政民営化選挙により,「刺客トラウマ」が多くの議員にあるのでしょう。
とはいえ,水面下ではどの程度動きがあるのか分かりません。一説には,「自民党敗北を踏まえて,リスクヘッジとして離党者が相次ぐ」とも言われていますが,野党サイドとしては,単なる離党者や自民党離党者のみの新党は,いずれも「自民党とみなす」という選挙戦略で攻めてくるでしょうから,この戦術も有効とはいえません。
一方,民主党はどうでしょうか。菅氏あたりの動きはまだ微妙なところですが,若手議員を中心とする「小沢アレルギー組」が渡辺氏にどのように接触してくるのか,注目です。
とはいえ,今回の離党,私見では「政界再編までのビッグウェイブにはならない」と思います。公務員改革と定額給付金くらいがテーマだと「小さい話だなあ」となってしまうからです。やはり,もう少し食いつきが多い「大きなテーマ」がないと,離党してまで集まっては来ないでしょう。
もう少し,様子を見ましょう。そして,渡辺氏の動きも,本当に「国民のため」なのか,見極める必要もありそうです。
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彼の考えが国民の意向に近いか、今後どうかは別として。
自分の意見も言えない議員なら、なんのためにやってるのか、と思うからです。
今日のTVで浮上した給付金について国民の意見より、別の政党が推進しているから、採決しようとしているのを聞いて、更にイヤになりましたよ。
金魚の糞が付かなければ、やっていけない政党なら、
即時解散して欲しいくらいです。
辛口意見ですみません。
渡辺氏の行動は,勇気ある行為だと思います。ただ,「無党派で動く」という点については,「いずれは自民党に戻るのではないか?」と勘ぐってしまう部分もあります。
ただ,政党云々ではなく,ちゃんと国民のことを考えて躍起になって動くのであれば,政党に関係なく大いに支持できると思います。
そういう意味でも,今後の動きに注目したいものです。
それにしても,自民党は予想どおりの党員締め付けに入りました。民主党も,実は水面下での締め付けを始めているようです。
国会議員の盲点です。
「国民運動の高まりを期待する」というのであれば,まずは地方に目を向けるべきですよね。
それとも,地方分権は票にならないとでもおもっているのでしょうか?
しかし単に都道府県知事などと連携するだけなら、何も離党することは無かったはず。
麻生政権のやり方に不満を持っているのであれば、野党・無所属などをおいておき、まずは徹底抗戦する態度をとり続けることが先決でしょう。
因みに自民党内の若手議員などからのデビルマン行為は、十分にあるうると思います。ただ今は黙殺の時と心得ている感じがします。
渡辺氏は,「党内対決」をしてもよかったかもしれませんね。やはり,選挙が目の前にちらつくと,「自民党」という看板が今は重荷になっていた可能性も考えられます。
一方で,戻りやすくするために,「あえて無所属」を貫くのでは,と邪推してしまう部分もあります。
いずれにせよ,これからどういう形で動くのか,単なる選挙対策なのか,それとも本当に国民のことを考えているのか,しっかり見極める必要があります。
ちなみに,自民党の若手議員は,状況を見極めているところではありますが,一方で「選挙資金」と「応援団兼大票田」を党本部に牛耳られている以上,うかつな動きができない,っていうのが実情でしょうね。