国民不在の国民投票法案可決へ

憲法改正手続に必要な国民投票のやり方などを規定した国民投票法案が自民，公明の賛成多数で衆院委員会を可決成立しました。いわゆる強行採決です。
結果，明日にでも衆院を通過する見込みとなり，衆院通過により事実上法案は今国会で成立する見込みとなりました。

国民投票法案を可決 今国会成立確実に(共同通信) - goo ニュース

中身知ってる有権者，手を挙げて

以前「よく分かる（？）シリーズ」で書きましたが，この法案，結構問題点があります。それよりも，この法案，国民にほとんどしらさえていません。もっと言うと，マスコミもまともに扱って報じていません（憲法改正の中身によってはマスコミ自身への制約も起こりかねないというリスクがあることに気がついていないのでしょうか？）。
今日の強行採決もトップニュースになると思ったら，結構後の方扱いになっており，危機感を感じていない報道に結構がっかりしました。
それよりなにより，これだけ重要な法案をさーっと強行採決するという与党の姿勢には，あきれるというかがっかりです。

いずれにせよ，この法律はほぼ確実に成立します。あとは，憲法改正が本当に議論されたとき，すべての有権者が自分の考えでイエス，ノーを投じるようにすることをを期待するしかありませんし，そうするべきだと思います。
残念ながら，政治家（特に与党）は全く期待できません。こうなったら，有権者は自力で権利を守っていくしかないのかもしれませんね。
まずは小さなところで，統一地方選挙から自分の権利を選挙で守っていきましょう。大切なのは，義理やしがらみではありません。「未来を見据えた人」「変な組織との癒着がない人」です。身近な議員選びからちゃんとやっておかないと，国政選挙でちゃんとした議員は選べません。
是非とも，選挙に行きましょう。そして，しっかりと一票投じましょう。すべてはそこからです。

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