新党デブのお食事会の話ではありません。
昨日(17日)は,ニュースがたくさんあり,昨日の私の記事では,あたかも証人喚問を薄くするためにライブドアへの強制捜査をしたのではないかというニュアンスで書いてしまいました。また,他の方の記事を読んでも,そのような感想を持っている方が多いなあ,という感じがありました。
ただ,その後,情報をいろいろ整理してみると,果たして本当に証人喚問を薄めるために17日に強制捜査をしたのかなあ,という疑問もわいてきました。
ひょっとしたら,逆なのでは??
むしろ,強制捜査で何かを調べたいがために,それを薄めるために地検側が意図的に17日にしたのではないかという気がしてきました。
根拠は次のとおりです(ただし,あくまでも推測の域を出ませんので,念のためご注意ください。)。
1 東京地検特捜部は政治家の指図は受けにくい
警察などの捜査機関は,割と政治家の指示は受けやすいです。
しかし,特捜部はそもそも政治家の捜査などを手がける部門なので,基本的に政治家の指示は受けにくいです。
したがって,国会運営のために捜査日時を政治家が指定するということは,極めて困難といえるでしょう。
2 法務大臣が発動できる指揮権は,あくまでも捜査が及んできたときに止めるだけ
ロッキード事件やリクルート事件の時に話題となった法務大臣の指揮権ですが,これは,どちらかといえば「捜査の中止,停止」をいうことが大半であり,法務大臣といえども「捜査日の指定」までは通常はできません。
3 裁判所が令状発布する保証がない
強制捜査するためには,裁判所の令状が必要です。
ということは,いくら政治家側で手回しして強制捜査日を指定したとしても,裁判所がその日までに令状を発布する保証はありません。裁判所は,検察庁以上に政治家の指図は受けませんので,令状だしやすくするなどということはないでしょう(これがあったら,日本の司法は死んでしまいます。)。
4 今回のライブドアの容疑程度では,特捜部は動かない
今回は,会社買収の際の風説の流布等というものであるが,この容疑程度であれば,通常は証券等管理委員会と警視庁の合同チームで対応します。
しかし,今回は特捜部が動きました。
ということは,背後にはもっと大きな経済事件や政界ルートなどまで捜査の手が及んでいる可能性がある,ということが想定されます。
5 (結果論ですが)あの程度の証人喚問なら,別に大きなニュースで隠さなくても済んだ
証言拒絶で逃げろ,というのはおそらく事前に打ち合わせ済みでしょう(推測)。
とすれば,何もリスクを負ってまでライブドアへの強制捜査をしなくても十分マスコミをまくことはできたでしょう(むしろ,ライブドアへの強制捜査をすると,9月の総選挙の話になり,自民党にとって若干不利になる可能性が否定できない)。
以上です。
こう考えてみると,地検特捜部は,きっともっと大きな捜査をしているが,今は視線をどこかにずらしておきたい,そのためにあえてニュース満載な17日を選んだのではないか,という仮説が成り立ちます。
もちろん,裁判所が令状出さないリスクがありますが,その時はその時で証拠をそろえ直す時間が必要なわけですから,別途作戦を考えるでしょう。
いずれにしても,私たちは,東京地検の作戦にまんまとはまってしまったのかもしれませんね
では,どんな事件が控えているのでしょうか。
それは,私にも分かりません。ただ,考えられるのは,政界ルートというよりも,大きな経済事件の方が可能性が高いのではないかと考えます。そして,当事者は目くらましが必要であったことを鑑みると,ライブドア幹部以外にも及びうるのではないかと推測されます。
時期的な話からすると,確定申告が近いことや,ニッポン放送のM&Aから1年近くたつという点も参考になるかもしれません(ならないかもしれませんが)。
以上,私の推論でした(推論ですので,この記事自体が風説みたいなものです。ご注意ください。)
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http://blog.livedoor.jp/silvertree9201/archives/50331529.html
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昨日(17日)は,ニュースがたくさんあり,昨日の私の記事では,あたかも証人喚問を薄くするためにライブドアへの強制捜査をしたのではないかというニュアンスで書いてしまいました。また,他の方の記事を読んでも,そのような感想を持っている方が多いなあ,という感じがありました。
ただ,その後,情報をいろいろ整理してみると,果たして本当に証人喚問を薄めるために17日に強制捜査をしたのかなあ,という疑問もわいてきました。
ひょっとしたら,逆なのでは??
むしろ,強制捜査で何かを調べたいがために,それを薄めるために地検側が意図的に17日にしたのではないかという気がしてきました。
根拠は次のとおりです(ただし,あくまでも推測の域を出ませんので,念のためご注意ください。)。
1 東京地検特捜部は政治家の指図は受けにくい
警察などの捜査機関は,割と政治家の指示は受けやすいです。
しかし,特捜部はそもそも政治家の捜査などを手がける部門なので,基本的に政治家の指示は受けにくいです。
したがって,国会運営のために捜査日時を政治家が指定するということは,極めて困難といえるでしょう。
2 法務大臣が発動できる指揮権は,あくまでも捜査が及んできたときに止めるだけ
ロッキード事件やリクルート事件の時に話題となった法務大臣の指揮権ですが,これは,どちらかといえば「捜査の中止,停止」をいうことが大半であり,法務大臣といえども「捜査日の指定」までは通常はできません。
3 裁判所が令状発布する保証がない
強制捜査するためには,裁判所の令状が必要です。
ということは,いくら政治家側で手回しして強制捜査日を指定したとしても,裁判所がその日までに令状を発布する保証はありません。裁判所は,検察庁以上に政治家の指図は受けませんので,令状だしやすくするなどということはないでしょう(これがあったら,日本の司法は死んでしまいます。)。
4 今回のライブドアの容疑程度では,特捜部は動かない
今回は,会社買収の際の風説の流布等というものであるが,この容疑程度であれば,通常は証券等管理委員会と警視庁の合同チームで対応します。
しかし,今回は特捜部が動きました。
ということは,背後にはもっと大きな経済事件や政界ルートなどまで捜査の手が及んでいる可能性がある,ということが想定されます。
5 (結果論ですが)あの程度の証人喚問なら,別に大きなニュースで隠さなくても済んだ
証言拒絶で逃げろ,というのはおそらく事前に打ち合わせ済みでしょう(推測)。
とすれば,何もリスクを負ってまでライブドアへの強制捜査をしなくても十分マスコミをまくことはできたでしょう(むしろ,ライブドアへの強制捜査をすると,9月の総選挙の話になり,自民党にとって若干不利になる可能性が否定できない)。
以上です。
こう考えてみると,地検特捜部は,きっともっと大きな捜査をしているが,今は視線をどこかにずらしておきたい,そのためにあえてニュース満載な17日を選んだのではないか,という仮説が成り立ちます。
もちろん,裁判所が令状出さないリスクがありますが,その時はその時で証拠をそろえ直す時間が必要なわけですから,別途作戦を考えるでしょう。
いずれにしても,私たちは,東京地検の作戦にまんまとはまってしまったのかもしれませんね
では,どんな事件が控えているのでしょうか。
それは,私にも分かりません。ただ,考えられるのは,政界ルートというよりも,大きな経済事件の方が可能性が高いのではないかと考えます。そして,当事者は目くらましが必要であったことを鑑みると,ライブドア幹部以外にも及びうるのではないかと推測されます。
時期的な話からすると,確定申告が近いことや,ニッポン放送のM&Aから1年近くたつという点も参考になるかもしれません(ならないかもしれませんが)。
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