日記「謝謝・・・それは大切なこと」

人生、いろいろあるよね(#^.^#)

積算事務所と若い人

2009年08月11日 | 日記
私が建築積算業務に初めて携わったのは高校3年生の夏休みでした。
母校の函館工業高校建築科は、伝統で毎年就職活動が始まる前の夏休みに、先輩OBが働いているゼネコンや設計事務所にお願いして、1社に2~3人研修させてもらっていました。
その研修で優秀と見込まれた生徒は企業側からオファーが来たりもするのです。
自分はその時に埼玉の積算事務所へクラスで2番目に頭のいいY君と行ったのです。
Y君は同じ仕事を頼まれてもほいほい片づけて、たった二週間でだいぶ仕事をおぼえて事務所の役に立っていました。
彼はそのまま秋にその積算事務所からオファーがあり就職、なかった自分は札幌の積算事務所の就職試験に臨みそちらへ就職いたしました。

積算って9時5時で終わらない仕事なんです。
もちろん大勢でわっとかかれば終わるかもしれませんが、そうゆうわけにもいかない。
その分仕事を切れないように確保するのが大変になるので、規模にはやはり程度があります。
そのメンバーで短期間で仕事を終わらせるとなるとなると、どうしても残業と休日出勤は必要になります。
そのペースに不満を抱き辞めてしまう若い人が実に多いんです。

自分が始めた27年前と現在ではコンピューターを使って処理する範囲が増えていますので、その分楽になっていますけど、それでも若い人にはきついらしい。
どうしたらいいのか悩んでいます。

ちなみに、埼玉の積算事務所へ就職したY君は優秀すぎて5年で全てを習得し、事務所を飛び出し独立しちゃいました。
「お前まだつかわれているのか?」とY君に連絡する度に嫌味を言われたものです。
優秀と言うより、ずる賢いY君の感覚にはついていけません。
コメント
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