お店を閉店して1か月近く。何しろ、店を閉じるまでの手続きが大変。
まだ、保健所にも行っていない。店の片づけで頭が痛くなって何もする気がなくなった。
でも、先週は山口県、鳥取県に行ってきた。OL時代に行った錦帯橋、萩、吉田松陰跡など、もう一度行きたいと思っていたので---。念願叶って良かった。
水木しげる館も行った。面白かった。新幹線と青春18切符を使って。
萩のホテルが良かったね。露天風呂やら何やら7つのお風呂があるんだ。朝は、男風呂と入れ替わりで、違ったお風呂を楽しめた。でもでも、違うんだ。大昔行った旅館を探したけれで勿論無かった。風情があって若い女の子達でもきちっと迎えてくれる旅館だったんだ。何もかも変わっていく。
昨日は、西区のお好み焼きレンガ亭に行った。みどり、かなと。
女の子達は、それぞれ頑張っている。私も応援しているけれど、1人前になった。
私も次のことを考えなくては---
店の後始末が終わった。
12月30日31日1月3日と店の後始末に追われた。あーしんど。
カウンターの中だけでも大変!流しから冷蔵庫の掃除、更衣室やモノモノ!
これだけ汚れていたんだ。毎日使っていたグラス類だけでもいっぱい。使っていないアイスペールやグラスなども凄く出てくる。ボトルの整理だけでも1日かかった。あーしんど。
5日朝から有線やらマットやさんが引き取りに来て全て関係先の後始末が終わる。終わりはきっちりしておかなくては--支払いが残っていないか頭を巡らせる。よし、終わっているぞ!昼にマルトクの定食を食べようと表に出ると人が沢山歩いている。あー仕事が始まっているんだ。みんな仕事をしているんだ。当たり前よね。マルトクもいっぱい。時間をずらして食べる。
ボトルは友達の店にあげて後はゴミ出しが残る。
5日の24時に店に戻る。華やかに留め袖、色留め袖、付下げにアップ姿のママや女の子達と行き交う。綺麗やなあ!去年まで私も留め袖を着て「おめでとうございます。いらっしゃいませ」と言っていたんだ。それに引き替え今の姿はなんだ。いや、それを言っちゃお終いだ。望んで着物やアップ姿と縁を切ったんだから。
よその店に迷惑を掛けないようにコソコソと何回にも分けてゴミ出しをする。何回もじゃないよね。十何回もよ。たくさん捨てた。もったいないと思う気持ちもあるけれど、未練が残らないように捨てた。あとは9日に鍵を返しに来て30年の経営にピリオドが打たれる。
何で店を閉めるの?何度も何十度も聞かれた。
やめてどうするの?目的は?聞かれた。
いつ頃からやめる気になったか?一緒にクラブに働いて店を開いた友達はもうとっくに引退している。私も永遠と言う言葉はないと思っているので何時かはとは頭の中にあった。でも、何時かであって、何時ではなかった。
疲れれば人に任せればよいと新地で店をしている従姉妹に言われた。現に従姉妹は女の子に任せて、自分は店に出ないでいる。私にも昔、任せたいと思う女の子は何人かはいた。でも、みんな何処かへ行った。
スタッフに任せてもやってくれないと腹が立ち、自分でやるわと思ってしまう正確だから人を上手く育てられない。下手なんだ。
何もかも自分でするのに疲れたのか。急に着物を着るのがいやになり美容院の階段を登るのもいやになって。やめたら楽だろうなと思うようになった。
卑怯だけれど逃げたくなった。やめて何をするというアテもなく。
だから、やめる理由を聞かれても答えられなく、結婚相談所に行って友達を見つけますなんて冗談しか言えなくて。
女性のお客さまが来られて、本音を言った。「急に着物を着るのが--」
「ママ、それって燃え尽き症候群やわ」「ええ?それって何ですか?」
燃え尽き症候群--仕事没頭型人間が課せられた仕事に誠心誠意打ち込み、目標を達成した途端、目標を失うと共に力が尽きてしまう事。突然意欲がなくしてしまう症状。
別に燃え尽きるほど仕事をしたとは思っていないけれど--そうかも知れないと思う節もある。
やめた女の子にも言われた。「ママがやめるなんて思わなかった。常に前向きだったのに」と。そうね常に前向きに店のことばかり考えてきた。お客さまと遊びに行っても仕事と思って行っていたし。この10年位はゴルフもしていなかった。ゴルフに良く行くチーフに私は行かないのに何であんたは暢気に行けるんやと口には出さないけれど心の中で嫉妬したりして。
自分が頑張らなくてはと気負い過ぎたのかも知れない。もっと気を楽にやれば良かったのかも。100%いや120%やらないと駄目な私だったから--。
でもこれからは少しゆっくりする。
皆様有り難う。ブログは終了します。
次にするときはお知らせします。さよなら。
やめてどうするの?目的は?聞かれた。
いつ頃からやめる気になったか?一緒にクラブに働いて店を開いた友達はもうとっくに引退している。私も永遠と言う言葉はないと思っているので何時かはとは頭の中にあった。でも、何時かであって、何時ではなかった。
疲れれば人に任せればよいと新地で店をしている従姉妹に言われた。現に従姉妹は女の子に任せて、自分は店に出ないでいる。私にも昔、任せたいと思う女の子は何人かはいた。でも、みんな何処かへ行った。
スタッフに任せてもやってくれないと腹が立ち、自分でやるわと思ってしまう正確だから人を上手く育てられない。下手なんだ。
何もかも自分でするのに疲れたのか。急に着物を着るのがいやになり美容院の階段を登るのもいやになって。やめたら楽だろうなと思うようになった。
卑怯だけれど逃げたくなった。やめて何をするというアテもなく。
だから、やめる理由を聞かれても答えられなく、結婚相談所に行って友達を見つけますなんて冗談しか言えなくて。
女性のお客さまが来られて、本音を言った。「急に着物を着るのが--」
「ママ、それって燃え尽き症候群やわ」「ええ?それって何ですか?」
燃え尽き症候群--仕事没頭型人間が課せられた仕事に誠心誠意打ち込み、目標を達成した途端、目標を失うと共に力が尽きてしまう事。突然意欲がなくしてしまう症状。
別に燃え尽きるほど仕事をしたとは思っていないけれど--そうかも知れないと思う節もある。
やめた女の子にも言われた。「ママがやめるなんて思わなかった。常に前向きだったのに」と。そうね常に前向きに店のことばかり考えてきた。お客さまと遊びに行っても仕事と思って行っていたし。この10年位はゴルフもしていなかった。ゴルフに良く行くチーフに私は行かないのに何であんたは暢気に行けるんやと口には出さないけれど心の中で嫉妬したりして。
自分が頑張らなくてはと気負い過ぎたのかも知れない。もっと気を楽にやれば良かったのかも。100%いや120%やらないと駄目な私だったから--。
でもこれからは少しゆっくりする。
皆様有り難う。ブログは終了します。
次にするときはお知らせします。さよなら。