昨日のこと。
阪神ーヤクルトの試合が長くなり、リリオーの好きな「開運なんでも鑑定団」も見られないなあとボーッとしてたら携帯が鳴る。
「急にママのこと思い出して、何してるの?暇だったら出てこない?」
喜んで・・・こういうときは新地まで車で10分というところに住んでいる良さだね。
「まだ、店をして3年ちょっとなんです」にっこり笑う美人ママ。
リリオーが店をやめて3年、その頃か・・・夢があっていいなあ。
「羨ましいですね」「いや、私こそ、ママが羨ましいですわ、優雅で」
何が優雅か、貧しい生活、ひとり淋しい人生を送っていると言うのに・・・でも、しかし、昔取った杵柄、「優雅でもないけれど、まあまあ、旅行したりお稽古など趣味を楽しんだりしていますの」ホッホッホと無理におちょぼ口にして笑わなかったけれど、見栄を張り新地言葉で返したのであります。そのママも「まあ、羨ましい、私も早くそうなりたいですわ」だって。
ママと話ばかりしていて、ひとりほっておいたお客様(Tさんとかブログに書くなと言われて単にお客様と書く・・・Tさんと言っているじゃないかって)が
「女同士の話ってボケとツッコミじゃなく、ツッコミばっかしだなあ」と切りよく水を入れてくれお客様との話に戻り、長いこと逢ってないけど、元気そうで良かったとか、昔はこうだった、ああだったとか楽しい話に久しぶりに笑い転げた。確か、店を閉めて直ぐくらいに誘ってもらってからの今日じゃないか?もう忘れられていたかと思っていたしもう、閉めて3年も経つと忘れられても仕方がないのに良く電話をくれたねと言うと忘れてないよだって・・・良い男だね。ブログもたまに見ているだって。ちょっぴり恥ずかしいね。
そうそう、約束のジョッキー持ってきたよ、電話で欲しいと言って下さったから。ホンマに欲しかった?社交辞令じゃないのと思ったけれど嬉しかった。「ハイ、2個ね」「サンキュー」
飲んだ、飲んだ、帰ると時計はとっくに日付が変わっていた。
急に思い出して・・・照れ屋だったからね、そういう言い方好きだよ。
有り難う!Tさん、いや元お客様。
何回も書いているが、透析を受けていて、身体に負担が掛かり肩こりから腰痛、足のむくみ等々あらゆるネジが、はずれガタガタ。時間があればリリオーは足で踏んだり手もみをしたりしてやる。気休めだろうが楽になると言ってくれる。
その時、色んな話をしながらするのだが、今日は家に行くと電話をしていて、オムツとか病院とか言っていた。
「お父さんの話?」
「そう、介護用のオムツをしてるけど、いやがるし、もっとスリムなのが出てるやろと言うてるんやけど・・・ちょっと、認知証に掛かっているようやし」
「あのお父さんが・・・」
あの、お父さんがと言うには理由がある。
初めてお逢いしたのは兄達の結婚式の日。
「ウワッ、凄い男前、スマートやし、カッコええなあ」とこちらの身内での会話。今、83~4才位と言うから当時はまだ、42,3才くらいだったんだ。お母さんは当時33才。娘と計算が合わないね、お母さんは初婚、父親は2度目なんだ、20才くらいの時、義姉の母と結婚し、子供は出来たが離婚して・・・それでお母さんは義姉と一回りくらいしか変わらない。まあ、そんな話は良いか。男盛りの年齢だったし男前だし、もてていたみたい。
その後は、孫の結婚式、リリオーの母や姉の葬式等、冠婚葬祭時しか逢わなかった。姉の葬式の時は少し年いったかなと思ったがリリオーの憧れの男の風貌は変わっていなかった。それが、それが・・・・オムツをして、歩くのも辛い身体になっているとは・・・
「みんなとは言わないけれど、いずれそうなる人の方が多い」と義姉は言う。何か考えさせられる1日となった。いずれ・・・リリオーも・・・いや、考えさせられるより考えないでおこう、逃げよう。こんな日はお酒の力を借りてね・・・
菊花賞トライアルでもある神戸新聞杯、スターは揃った。過去の成績は・・・日本ダービー上位組が勝つ率高い。上位人気馬が圧倒的に勝っている等で、荒れないレースになるだろう。2番アプレザンレーヴ8番アントニオバローズ13番リーチザクラウンで決まり、馬連ボックス2-8-13の3点買い。堅くねと思いきや、1着に皐月賞も日本ダービーも関係のないイコピコ四位騎手がきた。アレアレ?まあ、解説者や記者達のコメントには良しとは言っていたが・・・1着とはね。イコピコの名前の由来は「頂上に」だって。まあ、菊花賞も頂上に立つよう頑張って頂戴。
昔のブログに書いたことがあると思うが、神戸新聞杯には格別の気持ちがある。初めて馬場に行って見たのが神戸新聞杯であった。大きな力強い馬たちがドッドッドッと轟音を立てて走っていく姿に身体を震わし感激した。凄いなあ、パッと気持ちが晴れやかになるしいやなことも忘れられる、エエでぇ、好きになるわ、これからも来ようと2~3年間、阪神、京都通いするようになる切っ掛けを作ってくれたのが、この神戸新聞杯だったのだ。
何年前?じゃない何十年前?の出来事。タイテエム、ランドプリンスの時だから。リリオーが20才代の頃さ。月日の経つのは早いね、これからはもっと早くなる?でも急がないで行こう。
車に乗るのは運転が下手でだめと言われるし、自転車に乗るのも何時ぶつかるか解らなく怖い。やっぱし、歩くのが良いかな?と久しぶりにウォーキングする。すると言っても近場を歩くだけだが。どこともなく歩いていると、あれ?知っているマンションだと気づく。昔、勤めてくれていた女の子が住んでいたとこだ。意外とリリオーの近くだったので回って帰っていた。ある日、タクシーで帰ったとき、車内で話した会話。
「あなたは良く事故にあったって言ってたわね」
「ホント、歩道を歩いていても車が突っ込んできて・・・3回、事故にあって、そのたびに病院に入院して」
そんな話をして女の子は降りた。それからの運転手の話
「ああ、早く降りて欲しいと思っていた、事故にあうタイプってあるんや、ああいう子、乗せると自分も事故にあうような気がする」
事故に遭うタイプがあるの、困るわ。リリオーも最近、よくぶつかりそうになるのでそんなタイプと言われないように気を付けなければ・・・でも、こうして歩道を歩いていても車が飛んでこないか心配しながら歩くのも、いかがなものか、じゃ、家にずっといればと思うが、棚から物が落ちて頭を打つかも知れないし、どうすりゃいいのさ思案橋・・・って長崎ブルースを歌いたくなるよ。何時もリリオーの歌は古いね。
今日は女の子が昔、住んでいたマンション前を通って懐かしく思い出しながら歩いた。その子?どうしているか?よその店に勤めたのは知っているが、もう結婚して優しいお母さんになっているんじゃないの・・・
銀行のATMコーナーはいっぱい、何故?そうか、今日は給料日だ!サラリーマンは良いねえ、たくさん貰ったかな?それから美容院にカットに行こうと、あまり広くない一方通行道を行く。向こうから車が来るので気遣って左に避けながら走っていると、危ない!左側にあった駐車場から車が発車してリリオーめがけて突進。怒るで・・・・
「気が付かなかったんです、済みません」
「なめてんのか、危ないやないか、跳ねられて飛んだら右に走っている車にはねられペッシャンコやんか、どないしてくれるねん」と言った?
この前の自転車ぶつかり事件で暴言を吐いたが今日の機嫌は悪くなかったので、その「なめてんのか・・・」は言わなかった、いや、ビックリして怖く、声が出なかったのだ。
本当に自転車で走っていると怖いことばかりなんだ、ミニカーを買って買い物に出かけた方が良いかな?それを兄に言うと
「やめとけ、お前の運転は下手や、自転車の方がまだええ」
でも、自転車も車も同じ、気を付けなければ、そう、この前、リリオーが住む区内で起こった消化器爆発事故、4年生の男の子、重体が続いていると聞く。何とか助かって元気になって欲しいと願う。君はまだまだ、これから勉強、遊び、就職、恋愛、結婚等々・・・やるべきことがいっぱいある。やろう、頑張れ!気がかりだ。
昨季は阪神との13ゲーム差を逆転しての優勝だが、今季は序盤から首位に立って一度もその座を明け渡さず・・・明け渡さず・・・か・・エエ言葉だねえ。去年、阪神に言って欲しかった言葉だよ。でも、どうした、中日?クライマックスシリーズ、大丈夫かい?3位争いで燃える3チームが力を付けているからね。面白くなりそうだ。
今日から優勝セールだって。リリオー近くにはイトーヨーカドーや三越伊勢丹もないし、ええ?近鉄百貨店もするって?オリックスは最下位だから出来ないので巨人に乗っかかるのかい、それとも何かつながりがあるのかな?まあ、良いよ、バーゲン好きなリリオーだから行ってあげても・・・それなら阪神百貨店も乗ってやるかい???阪神大ファンに怒られそうだね。
男子プロトーナメント、今週は京都城陽カントリークラブで行われている。
7000人以上のギャラリーが石川遼プロ目当てに集まっていると言う。まあ、凄い人気というか平和というか、まあ、みんな豊かで幸せだね。
城陽カントリークラブは関西屈指の名門コース、リリオーが店をしていたときにコンペをさせてもらったことがある。どこのどんな集まりのコンペか解らない14組のコンペは、させてもらえない時代だったが、有力なメンバーの人がいらっしたから出来た。交通渋滞で遅れてくる人多く、スタートを遅らせてくれと入ったら、当ゴルフ場はスタート時間は決まっていません、出来た組から出て下さいと言われ、メチャクチャになった。勿論、こちらが悪かったが、名門は違うと感心したもんだ。
それからも2~3回、メンバーの人に誘って頂き回った。周りの木々が美しくフェアウェイは整備されてグリーンも素晴らしかった。リリオーなんて回るのが20年早いと思った・・・あれから20年経っていると思うが今でも20年早いと言われるだろう。ほんなら、何時になったら城陽カントリークラブで回れるんや・・・一生回られへんやろう。そんな楽しかった昔を思い出しながら、週末はテレビ観戦しようと思う。
まず、リリオーが大好きなジョッキーを撮ってみた。
一瞬、凍らせたようなグラスに見えるだろう、でも違う、「くもり硝子の向こうは風の街・・・」って歌があったね、そう、くもらせてあるんだ、半透明ね、それにバランス良くアームを描いたく持ちやすい取っ手。カッコ良いだろう。ビール、焼酎、酒は勿論、水やウーロンを飲むときも何でもかんでも、このジョッキーで済ませられる。それに冷たいのも熱いのもOK!全然、割れないんだ。そうね、もう10年以上も使っている。
もしかしたら?あなたも持っている?覚えてくれている?
浴衣祭りだのビール祭りだのやっていたが、ある年、お客様にお土産として渡した物。その前年は、もの凄く忙しく土産用として用意していた6角形のジョッキーは、足りないくらい。よし!今年もやるぞ!と思ってたくさん用意したら、もうひとつで、たくさん余ってしまった。それで家で使っているという次第。
アダムとイブの製品。何時も素敵な食器ばかりだが、これは逸品!大好き!もう造っていないと思うし大事にしたい。
デジカメの話がそれてしまったが、上手く撮れているかな?
それから、まだ少しこのジョッキー手元にあるわ、良ければ差し上げます。電話、メール待っています。
今日は秋分・・・いや、今日は国民の休日か、明日が秋分の日。やっぱり、ややこしい。
ややこしくてもお墓詣りには行かないと・・・恒例の行事だから墓地は綺麗なお花でいっぱい、みんな先祖を大事にしているんだ。ほっとするよ。
前にも書いたけれど、リリオーの両親達が眠る墓は、もの凄く古い。天保とか慶応とか、文久、もっと古い年代もあったけれど、今の家族が新しい墓に取り替えている。でも、途絶えてしまった墓もあり、新しく募集もするようになった。「欲しいなあ!」
何年か前までは墓参りもしたことなかったリリオーなのに今では、自分の墓が欲しいと思うようになって・・・良い年になったんだ!
でも、ダメだね、家族がいないから直ぐ無縁仏になってしまう。初めからない方がましか。
なんだかんだとブツブツ言いながら両親の墓に手を合わせるリリオーであった。
今日はじっと家にいてテレビ観戦だ。競馬中継やプロ野球中継、でも、競馬も障害レース以外、すべて武豊騎手が騎乗し、ほとんど連に絡む。面白くないね、もっとたくさん騎手がいるんだから、色んな人に乗せてあげて欲しい。リリオーが馬主になったら乗せてあげたい騎手がいるよ(なることはないけれど)野球も阪神がぼろ負けするし・・・・・・
世間はシルバーウィークと言い、旅行や観劇など、なんだかんだと楽しんでいる。何処へ行ってもいっぱいだろう。お陰で市内は車が少なく空も澄み青かった。
こんな時、リリオーは動かない・・・動かないと言ったって毎日休みだから動いていないんだろうって?そんなこともないんだ、なんだかんだとそれなりに用事があることも・・・。なんだかんだって、曖昧であるけれどそれなりに通じるし、好きな言葉だ。店にいるときもよく使った。
「ママ、お客様から、ホテルに行こうと誘われたんだけど上手く断るコツは?」
「なんだかんだと言って断ったらええでしょう」
「なんだかんだって?」
「たとえば、お母さんの3回忌とか、妹が入院しているとか、なんだかんだと言うのよ、でも、母とか妹よ、父とか兄とか、男はダメよ、彼氏と思われるから」
「お母さん、元気で生きているのにそうですか、なんだかんだと言います」
「そうよ」
又、
「ママ、お客様にお電話して同伴してもらおうと思うけれど、どう言えば良いの?」
「お魚のおいしいところを見つけたとか、なんだかんだと言っていたら、してやると言って下さるわよ」
「なんだかんだ・・・ね?解りました」
「そうそう、頑張って!」
と、言うように、良く使った。いや、これからも使うだろう。
まずは、今日、寝言で言うかもね。ブツブツなんだかんだと。
リリオーには考えられへ~ん。
昔はみどりの日なんてない、間の4日は店をやっていた。お盆の15日も店はやっていた。9月に5連休なんて考えられなかった。何時働くんや?日本人は働き過ぎやから休めって・・・怒るで!
5月の休みの間も店を開けていたら一元のお客様が来て下さって、お盆も開けていたら来て下さるお客様がいて・・・その日は赤字であってもそのお客様方が続いて下さるようになって、黒字になった。昨日も書いたけれど、親が死んでも休むのが嫌いだったリリオーには、こんな休みは気に入らない。岸和田だんじり祭りもそう。今は、敬老の日になる土、日曜日になった。昔はそうではない、敬老の日が無かったときから9月15日と決まっていたんだ。岸和田を離れて遠くで働いていても休んで戻ってきて祭りに参加するのが祭りであったんだ。それが、今では土、日になって。地方の祭りが全国的になってテレビでも放映されるようになったからだ。産まれてすぐに岸和田に住んでいたことのあるリリオーだから、有名になるのが嬉しいが昔の楽しかった地方の祭りを思うと行く気が無くなるのだ。
毎日が日曜日のリリオーには何も文句は言えないが、おひとりでもドアーを開けて下さる方がいらっしゃる限り休まないと思っていた時代が懐かしい。