最近、歩くことが少なくなったからか、足腰が弱ってきたように思う。
ウオーキングしょう。
ウオーキングと言っても河原を歩いたらカモ、ユリカモメ等がぷかぷか川面に浮かんで--。鶯がさえずり、菜の花が--と元鉄板焼きはじめさんがブログに書いておられる場面には出くわさない。(羨ましい。環境の良いところに住んでおられるのだ)
近場には四季折々楽しめる大阪城があるが、他に歩くところはと言っても下町の中に住んでいるとバスや車が行き交う大通りやマンション、ビルの谷間しかない。今日は家から東に向いて歩いてみることにした。新しく開く99ショップやオリジンの店の前を通り過ぎると又、99ショップがあって、針灸治療院の看板がやたらと目立ちこんなに出来て大丈夫かと人ごとながら心配する。(自分の生活を心配しろ!ホント)南に曲がり歩いていくと印刷会社や○○紙工所が並んでいる。30年近くお世話になった○○紙工さんの事を思い出した。去年秋、会社が倒産。堅実にやっておられたと思っていたので通知をもらったときは驚いた。皆さん、どうしておられるか---。等々考えながら歩いていたら見慣れたネオンが見える。何だ、子供の時から通い慣れている商店街に出てくるのか。長さは天六商店街には及ばないがこの商店街も長い。でも、大きなスーパーがあちこちに出来てこの商店街は淋しくなり至る所に貸店舗の張り紙がある。ここで流行る商売は何かと考えても良い知恵が浮かばない商店街。そんなことは言ってはいけないね、みんな考えなくては。随分歩いてお腹が空いた。今日は簡単にお寿司でも買って帰ろうと昔からある持ち帰り専門寿司店の前に立つ。陳列に並んでいるサンプルを見るとネタが小さくやめようかと思うくらいだったが、「いらっしゃい」の言葉につられ買ってしまった。
まあいいかと帰り、包みを開けると、何とネタは大きく綺麗。口に含むと新しい魚の香り。サンプルは大きく実際は小さい店はあるかも知れないが反対なんて--。損しているのではないかと思うが、お客さんは知っているんだ。おいしく、安く、気持ちの良い店ってことを。20年以上、1人でやっている、続いている理由が解った。今日もビールがおいしいぞ。沢山、持ち帰り寿司チェーン店が出来ているが、負けずにやっている店。
又、買おう。楽しいのんびりウオーキングだった。