こんにちは〜!チーム株式会社の緒川修(おがわおさむ)です!!
今日ニュースを読んでいたら、以前にテレビ番組(多分アンビリバボー)でやっていた特集を紹介していきます!
・少年のために困難に挑んだ江ノ島電鉄
これは10年前、難病で亡くなった少年(当時16歳)のお話です。
その少年は、生まれた時から先天性心疾患「拡張型心筋症」という心臓の病気を抱えており、4歳のころの母親も亡くしていました。

そのため少年は施設で育てられていたそうです。
そんな少年にお父さんは電車のおもちゃを買ってあげたり、一緒に江ノ島電鉄に乗ったりしていました。
そのため少年はいつも「大きくなったら江ノ電の運転士になるんだ」と語っていたそうです。
ですが日に日に病状が悪化し、その夢は叶えられそうにありませんでした。
そこでボランティア団体を通して、江ノ島電鉄を運転させてあげようという動きが始まりました。
しかし、前例が無い上に電車を運転するには免許が必要であると法律で定められているうえに、少年が運転した際に車両が暴走したら取返しの付かない事になると、最初は不可能なように思われていました。
しかし、少年の父親やボランティア団体の熱意にほだされた江ノ島電鉄はなんとか少年の夢を叶えようと知恵を絞りました。
その結果、免許が無くても運転できる区間がある事が分かり、さらに免許が必要な区間と必要無い区間を分ける分離帯に車両を置くことで、万が一暴走しても大事故になることを防ぐ対策もなされました。
結果、少年の夢は叶い、彼は見事江ノ島電鉄を運転することが出来ました。
番組ではその際の実際の光景が流され、3日後には亡くなってしまうほど衰弱した少年が見事に車いすから立ち上がっていく姿がありました。
さらに紹介されたエピソードでは、少年はラーメンが大好物なのですが体が弱っているせいで普段は全て食べられなかったのですが、当日は完食したそうです。

そしてこの話には後日談があり、少年が亡くなってから10年後、江ノ島電鉄は少年に運転士としての辞令を出したそうです。
このエピソードから江ノ島電鉄の人達は本当に電車が好きで自分の仕事に誇りを持っているのだろうと実感しました。
私もこの江ノ島電鉄がある神奈川県に住んでいますが、機会があれば行ってみたいと思います!
※参考記事
https://www.murata-brg.co.jp/weblog/2008/12/post_944.html
今日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!