こんにちは〜!チーム株式会社の緒川修(おがわおさむ)です!!
今回は前回書ききれなかった映画の序盤で流れるサイレンについて考察していきます。
あとこれはあくまで考察なので、読み物として面白い程度の認識で読む事をオススメします。
0.概要
さて物語の序盤で流れるサイレンはラクーンシティの非常事態を告げるものであり、同時にここからゾンビパニックが起こると、見る側に告げる合図でもあります。
これだけでも劇中で重要な意味があるのですが、実は別視点で見るとゲーム会社を超えた広大な考察が成り立ちます。
いまから、それを説明していきたいと思います。
1.考察
考察の根拠として今回の映画には実はSONYが作成に関わっています。
SONYはソニー・コンピュータエンタテインメント(略: SCEI、現: ソニー・インタラクティブエンタテインメント)というゲーム開発会社を関連企業に持っています。
そして、ソニー・コンピュータエンタテインメントも主力ゲームのシリーズに「SIREN」シリーズと言うホラーゲームのシリーズが存在するんですよね。
(実写映画化もされています)
SIRENシリーズも怪異が始まる合図として、サイレンが鳴り響く演出が入るんですよね。
(これは題名にもあるとおり、シリーズ通して入る重要な演出となります。)
バイオハザードシリーズにはサイレンの演出はほとんど無かった事を考えると、作成に関わったSONYがSIRENシリーズの要素を盛り込んだ可能性があると考察できるわけです!
映画ではサイレンが鳴るだけのシーンですが日本で生まれた2つの人気ホラーゲームシリーズの合作シーンだと考えるとなんだか胸が熱くなります!
2.ゲーム会社を超えた壮大な話
さて、上記の考察が現実だとすればゲーム会社を超えた壮大な話が成り立ちます。
これはホラーゲーム業界の歴史も語る必要があるので、それも踏まえて書いていきます。
まだプレイステーションが現役だった時代の話。
バイオハザードを代表に確立されたホラーゲームですが、同時に確立された物とは全く違うものを作ろうとする試みがなされました。
その試みで作られたのがKONAMIから発売された「サイレントヒル」シリーズです。
こちらはバイオハザードが科学的なものが発端で始まる恐怖なのに対して、サイレントヒルはオカルト的なものが発端で始まる恐怖です。
さらにバイオハザードは主人公が戦闘や銃火器の扱いに慣れているケースが多いのに対して、サイレントヒルは主人公がごく普通の一般人(一部例外はいますが)で武器も鈍器や刃物といった近接武器が多いです。
このようにバイオハザードと対である要素が多いサイレントヒルですが、こちらも多くのシリーズが発売され実写映画も2本ほど作られるなど、強い人気を誇っています。
SIRENシリーズはそんなサイレントヒルシリーズの製作スタッフの1部が関わって出来た作品です。
そのため、「主人公がごく普通の一般人(こちらも一部例外はいます)で武器も鈍器や刃物といった近接武器が多い」と言った要素を含みつつ、舞台を含め日本要素を前面に押し出すものとなっています。
(サイレントヒルやバイオハザードは西洋が舞台になっています)
つまり、SIRENシリーズは大本を辿るとバイオハザードシリーズの逆転の発想に繋がるわけです。
バイオハザードシリーズを逆転させた要素を持つサイレントヒルシリーズ、そしてその要素を継承したSIRENシリーズ、それが一週回ってバイオハザードにサイレンの演出と言う形で戻って来たと考えると、なんだか面白いですね!
3.終わりに
今回書いた記事はあくまで考察なので、事実かどうかは分かりません。
ですが、物事を色々な面から考えてみると面白い発見も多いので、みなさんも是非色々考察を考えてみてください!
今日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
※バイオハザードシリーズ公式サイト
※サイレントヒルシリーズ公式サイト
※SIRENゲームアーカイブス
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