こんにちは!チーム株式会社の緒川修(おがわおさむ)です!
今日は以前私が新人研修で成功したことを書いて行きます。
前職の会社にいた頃から常に思っていたのですが、会社でも学校でも、指導する立場の人は出来ていない所を指摘して改善させようとするアプローチが多いような気がします。。
今まで居た会社の中では減点形式で評価されがちな文化に対して、行動に責任が伴う自覚を持ってほしいという観点からは確かに、私も一概に間違いとは言えません。
ただし、人間、悪い所ばかり指摘されて、出来て当たり前だからと長所をスルーされてしまうと、自分はどこか出来ない人間なんだと、マイナスのセルフイメージが付いてしまいます。
加えて、人によっては指導時に怒鳴る人も居るので、そんな事をされてしまったら萎縮から本来の力が発揮出来なくなってしまいます。
なので、短所を改善するアプローチを疑問に思っていた私は、自分が新人の研修担当になったとき、逆の事をしてみました。
例えば、その会社では新人は電話対応が仕事なのですが、やはり慣れないうちは、社内の人間を呼び捨てに出来なかったりと、色々間違えてしまいます。
その際に私はまず、教わった所で出来た所を褒め、間違いは本人が間違ったと認識すれば良い程度に柔らかく指摘し、次に指摘の箇所に改善が見られたらすかさず褒めました。
そしたら、その新人は1回指摘した場所は次の回にはほぼ改善される事を繰り返し、電話対応も見違えて良くなり、上司や社長も驚くほどになりました。
(まぁ、一番驚いてたのは指導してた私ですが)
その後も、その新人は楽しそうに電話対応をするようになり、私は自分が間違っていなかった事を確信しました。
人間、人に認められると嬉しいですし、嬉しい事はまたやりたくなります。
そして、言い方の強弱に関わらず、間違った時はその事を指摘すれば、ちゃんと改善しようとします。
みなさんも、新人研修だけでなく、人に何か指摘した時は、ちゃんと出来た時に認めてあげる事もセットにして、より良い方向に指導してみましょう!
今日は以上です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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