兵庫県立美術館で開催されているゴッホ展は、先月の20日には10万人の来場者を数えたという。
現在はコロナウィルスの影響でイベントは中止となっていますが、ゴッホ展は引き続き開催しているとのことです。
さすがの人気です。(⇒兵庫県立美術館)
ゴッホの人気は日本に限ったことではありません。
フランスのパリでもAtelier Lumier(光のアトリエ)で昨年からロングランの展示会が今年の1月5日まで開催されていました。
といっても、こちらはデジタル・アート
絵画をプロジェクターで映し出し、音楽で空間を包む体験型の展覧会です。
⇒Atelier Lumieres
現在はゴッホに続いて、モネ、ルノワール、シャガールなどの絵画を映し出しています。
クロード・モネ 日傘をさす女性
⇒ATELIER DES LUMIÈRES
ルノワール「髪の手入れをする浴女」から森へと誘われます
⇒CNEWS
モネの睡蓮が壁や床を覆いつくしています
⇒Parisecret
まるで絵画の中に入っていくような気になりそうですね。
もとろんこれらはプロジェクターによって映し出されたものですから、本物の絵画ではありません。
しかし、一定の空間を平面的に占め静止している絵画を見ている者にとって、全く違った経験となるはずです。
そして、このデジタル美術館である光のアトリエを出た時に、近くにあるルーブル美術館へ行きたいと思わせるに違いない。
もし本当にそう思うなら、このデジタル美術の成功の一つでしょう。
ただ、なぜ行きたくなるのかは人によって違うかもしれませんが・・・・・
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