チョークの主成分である炭酸カルシウムは石灰岩から採取されます。
地球上の豊富な天然鉱物ですから、チョークは先史時代から洞窟の絵画などに使われていたようです。
その後、他の成分や顔料を混合して赤色などのチョークも作られました。
芸術家たちはチョークをスケッチやドローイングに使っています。
ミケランジェロによるスケッチ
⇒THE MET
19世紀初頭にチョークは工業化され、この頃学校の教室に黒板も登場してきます。
その後、イギリスのパブなどチョークと黒板を使ったチョークボードがメニュー紹介として利用されます。
⇒EATER
イギリスからオーストラリアに渡ったチョークボードはそれまでの文字だけの紹介からイラストや色を使ったものに発展していきます。
それまでのチョークボードが、オーストラリアの女性モニーク・キャノン( Monique Cannon )によってチョークアートに昇華
⇒KANAE CHALK ART
オーストラリアはチョークアートのメッカとなっています。
こうした飲食店だけではなく、現在ではストリート、路上でのチョークアートが盛んです。
子供たちが路上でチョークアートに取り組んでいます。
これが原点でしょうね。
⇒KIDS NEWS
アーティストによってチョークアートは3Dとなっていきます。
割れ目に落ちていきそうです。
⇒Greater Shepparton City
一体どうなっているのでしょうか
多分人が手を広げているところには、地上に工作物があるのを利用して描いたのでしょうね。
⇒ZEST EVENTS
チョークアートはオイルパステル(クレパスの類)を使っています。
棒状の油性の画材で、線を描き、重ねて塗り、指でなぞり、擦る。
スタートのハードルは低くシンプルなものですが、自由に気持ちのまま指を通して表現できますので奥は深いです。
まずは、子供のクレパスと画用紙を取り上げて・・・はいけません。
自分用に費用もそうかからないので、始めてみますか・・・。
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