今朝も十時前には
お稽古の方々がお越しになり
日がな一日茶室に座り
「はい、そこは右手で・・・そうそう」
などと言いながら
皆さんとのおしゃべりを楽しんで過ごしました
午後のお稽古では
それぞれのご主人の血液型のお話で
盛り上がりました
国際日本文化研究センター名誉教授の
村井 康彦氏が
秋ちかき 心の寄るや 四畳半
という芭蕉の句をあげて
茶室における
心を寄せ合う時間と空間をみごとに表現していると
評しておられます
短い秋の日
心を許す茶友とのおしゃべりに
時を忘れているかのような
お弟子さん達の楽しげな笑顔を見ていたら
ふと
芭蕉のこの句が浮かんで参りました
「清風萬里」
禅居庵一渓師
初炭
薄茶点前
干菓子 小布施のらくがん
欅の干菓子盆
(この夏 旅先の信州・高遠町で買い求めました)