今日は
先日のお茶事の後片付けをするために
稽古場に行きました
懐石道具など
乾かしてあったものを
すべて箱に収め
ようやくほっと一息つきました
茶事は本当に
道具の出し入れの繰り返しです
さて
後片付けが終わった今日は
無性にお点前がしたくなり
自分一人のために
風炉に火を入れて
唐物の稽古をしました
若い頃は
先輩のなさるお点前にあこがれ
自分もいつかあんな風にお点前がしたいと
思いました
今でも
年上の方のお点前を見て
素敵だなあと思うのですが
最近では
自分より若い方のお点前を見て
綺麗だなあ
素晴らしいなあ・・・と
思うようにもなりました
そして
自分自身はというと
いつも
できていないところばかりが気になって
一度として
満足なお点前ができたことが無いのです
たとえ
どなたかが少し褒めてくれたとしても
自分で満足していないのですから
なんだか
哀しくなってしまいます
お点前は
見せる事が目的ではありまなせんが
やはり
すっきりと無駄がなく
情感のあるお点前で
心を込めた美味しいお茶を点てることが
いつかできるようになりたいです