本日は
社中のMさんの台天目相伝式を
執り行いました
社中の姉弟子二名が
相伴に入って下さいました
半東として
水屋と台所仕事の補佐を
社中より一名お願いいたしました
席中に香を焚きしめました
主菓子 水仙妹が袖 虎屋製
水仙というのは葛製の菓子の意味だそうです
席入り後は
挨拶の後すぐに菓子を出し
台天目点の点前を
一つ一つ説明しながら
させていただきました
その後
Mさんに
台天目の許状と共に
同時に申請していた
表千家講師の資格証を
手渡しました
その後
心ばかりの祝いのお膳を出しました
煮物椀
祝膳の後
一旦寄付きでくつろいでいただき
その間に床に花を飾り
諸飾りとしました
通常の正午の茶事とは
流れが少し異なっておりますが
後座のような形で
再び席に入っていただき
後炭をして火相をととのえた後
薄茶を召し上がっていただき
本日の相伝茶事
無事に終了いたしました
干菓子 亀屋伊織製
先日お電話で
伊織さんにお菓子の注文をした時
「相伝の茶事です」とお伝えしましたら
「それなら扇の打ち物はどうですか」と勧めて下さり
「お煎餅もお願いします」と申しますと
「緑の笹の煎餅にしましょか」と仰り
このような美しい取り合わせとなりました