表千家一期一会

京焼今展「渾然楽事」





『京焼今展』という
イベントに行ってきました
(2019/11/16・17・18)



このイベントは

「“いま”という時代を象徴する焼き物を探求し
“これから”を創造していく場」
として

2013年に始まり
毎年京都の建仁寺・両足院で開かれていて
今回で7回目を迎えるのだそうです



受付でいただいたパンフレットの冒頭に

「喜びや祝いは日常の中に渾然としてある」

という一文を見つけて
このイベントへの期待感がぐっと高まりました



そして入口で
思わずこの写真を撮りました

あまりうまくは撮れていませんが
何気ない景色が
枠で切り取られるだけで
素敵な一枚の絵になるということは
誰もが体験することができる
日常の中の「非日常」の発見の一つかな?
と思います


さて
今回の「京焼今展」は
両足院の和尚様より
「渾然楽事」というお題が出され

それに基づいて
「楽事人」と呼ばれる
様々な分野のクリエイターが

それぞれに焼物作家を選んで
その両者が渾然一体となって
作品を創られたのだそうです



さてこれは?

原子力発電の炉の形を模した
焼き物を焼く窯だそうです


これでもちろん
お茶碗などが焼けますが
この窯そのものも
作品なのだそうです


「色々な意味を込めている・・・」とのこと





こちらでは
朝鮮茶をいただきながら

江戸時代の朝鮮通信使との交流に
思いを馳せました


こちらのコンセプトは
「ツボと凝りの展望」

何のこと?

毛氈の上に並べられた
沢山の小石のような焼き物の上を
踏んで歩くのでした


痛気持ちいい。。。。!?!?



こちらの本堂では
作家さんとお話がはずみました

幾何学模様の現わす無限の世界
太極図
陰と陽。。。

「目に見える音」を楽しんでもらいたい

という作家さんの言葉に
私の脳が反応して

ドビュッシーの「アラベスク」が
聞こえてきました




ん!?

目の前にある階段に
写真を撮っている自分の影が
くっきりと写っているのにびっくりして
おもわず・・・



お茶室の中に飾られた
一枚の写真

小さく白い月が写っています

この写真を撮られたのが
実は
今回茶室の竣工・席披きの写真撮影を
お願いしている
桑島薫さんなのです



桑島さんのこれまでの作品が
右側のお茶室の中に
うずたかく積まれていて
自由に拝見することができました



5年程前に
こちらのお茶室で行われたお茶会に
参加したことがあり
懐かしく思いました

その時の記事はコチラ
からどうぞ・・




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