炉の濡れ灰は
夏に茶汁をかけた後
自然乾燥させたものを
篩でふるって作ります
昨日は良い天気だったので
一日新聞紙の上に灰を広げて
やや乾かしてから
篩にかけました
13リットルのポリバケツに
2杯できました
今日は
この灰を新しい茶室へ運びました
底取りで
ポリバケツから灰をすくい
真新しい炉壇に
初めて灰を入れる瞬間は
なんだか
厳粛な気持ちになりました
釜合わせは
意外なほどすんなりと
ぴたりと決まりました
炉壇と灰と五徳と釜が
これからの私を
応援してくれているような気がして
なんだかうれしくなりました
次の日曜日には
社中で席披きをする予定です