
「三冬枯木花」前大徳一甫師
寒気厳しい冬の真只中
冷たく枯れきった木に
これは不思議
忽然と花が咲く
窮すれば変じ 変ずれば通ず
陰極まって 陽微かに萌(きざ)す
(「新版一行物ー禅語の茶梶」より)
そう言えば
父の通夜の日
葬祭場の玄関前の土手に
信じられないほど無数の
黄色い小さな蝶が舞っていました
驚いてしばらく呆然と
その場に立ち尽くしていました
我にかえって
スマホを取り出して写そうとしたのですが
その蝶の群れは
すうっと消えるようにいなくなってしまいました
その時写した写真ですが・・・


高麗卓

主菓子 木枯らし 鼓月製