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嘉那瑪尼堆(ジャナマニ)(青海省玉樹蔵族自冶州結古鎮新賽村)
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薬種山草を採りに出かける青年達(青海省玉樹蔵族自冶州渇武鎮(シェウ))
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石渠の街(四川省甘孜蔵族自冶州石渠県)
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竹慶鎮(四川省甘孜蔵族自冶州竹慶鎮)
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竹慶寺遠望(四川省甘孜蔵族自冶州竹慶鎮)
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玉樹から甘孜へのミニバンドライバー
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玉樹から甘孜へのミニバン同乗客8人(竹慶寺が望める草原で)
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車窓から
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カマバッテロ(観音菩薩を祀っている水源)(四川省甘孜蔵族自冶州甘孜県)
古稀背包客(gu xi bei bao ke)放浪記 その215
5月27日(水)
午前5時5分頃に携帯電話が鳴った。
番号を見ると、昨日のドライバーの番号だ。
出てみると、「もう時間だ、起きて用意をしてくれ、迎えに行くときにまた電話する。」そんな内容だ。
要するに今日の甘孜行きのドライバーからのモーニングコールだ。
何と親切なことだろう。
目覚まし時計を5時にセットしていたので、まさに起きた直後だったが、、
そして5時45分頃に、「今から迎えに行くから表に出ててくれ」という電話が再度掛かってきた。
当然、喋っているのは中国語なのだが、チベット語も混じって、そんなのはお構いなしだ。
多分そんなことを云っているのだろう。
表に出てみると、反対車線にミニバンが停まっており、こっちだと声を掛けてくる。
実に親切だ。
瑪多からのドライバーと大違いだ。
だけど、これが本来のチベッタンの対応なのかもしれない。
瑪多からのドライバーは例外的なインチキドライバーだったのかもしれない。
しかし、何だかんだ云っても全員が揃って玉樹を出発したのは、6時30分過ぎだった。
一番遅れてきたのは二人連れの坊主だった。
出発して15分ほどで車が停まり、坊主を含めて4人ほど降りていった。
ドライバーの云う事には、コルラに行ったので暫く待っているとのことだ。
後で解った事だが、ここがあの世界最大のマニ塚と言われている嘉那瑪尼堆(ジャナマニ)だった。
表通りからチラッと見ただけだった。
渇武(シェウ)で唐蕃古道(国道214号線)から省道217号線に入る。
峠までの青海省側は舗装道路であったが四川省に入ってからは砂利道が続いた。
石渠(セルシュ、ザチュカ。漢字表記は中国普通語で地名、カタカナ表記はその中国語読みで、まるっきり表記と違う音はチベット語の地名です。チベットの地名をそのまま中国語表記にした場合もあり色々です。)の街は何にも無い田舎の街で、、、
竹慶寺が谷を挟んで綺麗に見える場所で暫く休憩をした。
乗客のほとんどは手を合わせて遥拝している。
竹慶寺の背後に雪を抱いた岩山が聳えていて、とても気持の好い場所だ。
甘孜の少し手前のカマバッテロ(観音菩薩を祀っている水源)でもコルラの為、十分ほど停車した。
小生も降りてコルラしろと云われた。
絶好の天気と、素晴らしい眺めは最高のチベットカムの高原散歩だ。
甘孜には16時30分過ぎに着いた。