古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

ラオス バイクツーリング

2010-06-28 00:47:54 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その52

2010年6月7日(月)

レンタルバイクを借りて、ツーリングをする事にした。
日本H社製のノークラッチ4段変則のバイクだ。
レンタル料金は一日で3万キップだから、約350円だ。
街外れのガソンリンスタンドで給油する。
2.7リットル入れて満タンで、25000キップだから約300円だ。
タンク容量は3リッターぐらいなのだろうか。

南塔(ルアンナムタア)の北西約70kmにあるムアンシンに行くことにする。

センターラインの無いほぼ二車線の舗装道路だ。
交通量が少ないので快適に走る。

対向車が来ると、左側に寄る。
対向車も左側に寄る。(対向車にとっては自身の右に寄る事になるが、)

更に左に寄ると対向車も更に輪を掛けて左によってくる。

正面衝突しそうに接近する。
あぶねーよ、、、
ああ、、、
あああああ、、、ラオスだ。
そうだラオスだ。
慌てて右に、、、間一髪ですれ違う。

対向車は将に路肩をギリで通り過ぎる。

ラオスは右側通行なのだ。
最初の遭遇はほんの一瞬の判断でスレスレだった。

ボーっとして走っていると何時の間にか左側を走行している。
慌てて右側に寄る。
しっかり意識して走らないと左側を走っている。
無意識の世界では間違い無く正面衝突だ。
頭を叩き叩き走る。

ゆっくり視て回ってのツーリングを楽しむ。
9時に出発17時帰着だ。

ラオス ルアンナムタア

2010-06-19 02:11:06 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その51
2010年6月5日(土)

ルアンナムタア始まって以来、多分始めての交通量調査を行う。

交通量調査
場所  Luang Nam Tha メイン道路(南北幹線)
    市内北入口から市内中心部へ500m地点
時間  15:34~16:34

交通量
        南行き            北行き
モーターバイク    105            76
自動車        24( 乗用車 3 ソンテウ 5)  18
大型自動車       3 ( バス 1 )       2
自転車         3 (外人4)        9
歩行者         6 (子供4)        14(子供8)
小学生のバイク乗り  5
解説、考察、感想は後日記載する

「夕間暮れのルアンナムタア」
18:20急に暗くなってきた。少し風が出てきた。
18:25大粒の雨がポツポツと降ってきた。雷がとどろいた。
18:30GHのレストランの店先。ものすごい雨が降ってきた。
いやそんな表現は当て嵌まらない。
真っ暗、空で誰かが水を撒いている。それもバケツの様な小さな物ではない。
ドラム缶で一気に撒いている。

プールの底が抜けたと言ったほうが良い。。
短水路100m、100レーン位のプールの底が抜け同じ面積に水が落ちてきた。

そんな雨の降り方だ。

18:40ああ、少し明るくなってきた。
18:45普通に強い雨が降っている。普通の雨が降っている。
18:52小雨になってきた。空に普通の雨雲が見える。雲が高くなった。
19:17雨は小止みになったようだ。普通の雨の後の雲の空になった。

約一時間の大雨狂騒曲は終わったようだ。

チェンコン フェイサイ ボーダー

2010-06-12 23:00:41 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その50
2010年6月4日(金)

チェンライの街も宿も余り居心地の良い感じでは無いので移動することにした。

昨夜寝たのが余りにも早すぎて、今朝目が覚めたのはまだ午前3時前だった。
真っ暗闇だ。
余りにも早すぎるが、バスは6時発なので起きて用意をすることにした。
しかし、昨夜の内に梱包は済ませてあるので何もすることはない。

チェンコンまで65B、約2時間の旅だ。
チェンライからチェンコンに行くバスのルートは何種類か有って最短時間2時間、最長は3時間30分だそうだ。
当然、2時間のコースのバスにする。

バスは定刻の6時に発車し、快適なタイの田舎道を走る。完全なローカルバスだ。
定刻を15分オバーしてチェンコンのバスターミナルに着く。

今回はチェンコンの街は興味も無いので、パスすることにする。
ターミナルからボーダーの船着場までトクトクで30B取られる。
歩く早さのトクトクに乗り、街のメインロードを北のボーダーへ向かう。

朝の早い所為か、ボーダーは人も疎らだったので即刻出国する。
イミグレにはオーバーステイ一日500Bと書いてある。一日の生活費分の金額だ。

40Bの渡し舟で5~6分でラオスに到着する。
入出国カードに記入して窓口に提出する。
パソコンのキーを叩くでも無く、カードとパスポートにスタンプをポンと押して終わりだ。なんとも簡単な入国手続きだ。
是が本来のスタイルかもしれないが。

一言の言葉を交わすことも無く入国して、川岸の坂を上ってメイン道路に出る。
まだ、9時前だ。

ラオス、フェサイはボッタクリの街だ。
街のバスターミナルまでは100B(普通は30Bだ)、ルアンナムターまでは500B(普通は300Bだ)だと言う。
ターミナルからルアンナムターまではローカルバスで約200B(55000キップ)だ。
合計230Bを500Bだと言う。ミニバスかローカルバスの違いは有るがそれでも二倍はボッタクリだ。
どのソンテウに聞いても、ミニバスに聞いても、旅行社に聞いても同じような答えをする。
旅行者に対して共同で結託をして値を吊り上げているようだ。
値引き交渉を頑として受け付けない。

時間の無駄だと思い、是が我々の悪い癖なのだが、簡単に妥協してしまう。
タイバーツをラオスキップで払うと言うと、12万キップになった。こちらの方が日本円で200円ほど安い。

ルアンナムター行きのミニバスの中で、クレジットカードや運転免許証の入ったカードケースが無いのに気が付くが後の祭りだ。
パスポートの出し入れのときに落としたのかもしれない。

ラオスの田舎のルアンナムタでの最初の仕事はカードの紛失届けの手続きをする事になってしまった。

チェンライ やっとの移動

2010-06-08 00:50:50 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その49

2010年6月2日(水)

重い腰をやっと上げる。

暗いうちの5時に起きて部屋の後片付けと荷造りをする。

出発は7時少し前だ。
表でソンテウを拾う。
運転手にアーケドまでと言うと一瞬40と言いかけて50と言い替える。
すかさず、40と言うと、OKと言う。
改めて30で良かったのかと思うが仕方が無い。
他に誰も乗らずに10分程で着いてしまう。

全てがこんな感じで吹っ掛けられている。
地元料金と観光客料金があるのだ。
取れる者からは乞食だろうと大統領だろうと構うもんではない。
取れる者からは目一杯に取るのが世界の常識だ。

グリーンバスの窓口でチェンライ行きのチケットを購入する。
8時のバスで良いか聞いてくるので、OKというが、265バーツと言う。
高いよと言うと、8時30分出発は132バーツだと言う。
即決める。VIPとAC1の違いだそうだ。当然、8時30分発だ。

北部へ行くのはグリーンバスが独占しているが車種によって値段が違う。
ちなみに、倍の8時発には可愛いオネーチャンのバスガイドが乗っている。
我等が8時30分発には普通のオニーチャンが乗っている。
バスの綺麗さが多少違うとはいえ、倍額と言うことは無いだろう。
所要時間も大差ないはずだ。

バンコックなどへ行くドル箱的路線は目を変え品を変え、客引きに躍起だ。
当然サービスからバスの質から何から何まで違うのだが、値段も二倍くらいは違う。
同じバス会社でも色々の種類のバスを運行しているから更に面倒だ。

チェンマイから一時間程で、標高990mの峠を越して、ポリスチェックがあった。
少しづつ下りながら、北へ、北へと上っていく。

感覚的には、内陸部に向かって行くのだから標高は高くなってもいいと思うが、実はメコン河へ下って行ってるのだ。

メコン河はベトナムの河口の南シナ海からインドシナ半島を二つに分ける様にして北上し、中国に抜けて、更にチベット高原にまでその源流を伸ばしているのだ。

チェンライで標高は約400m、近くのゴールデントライアングル(メコン河)で同じく370m。
河口から何キロ上流になるのだろう。

タイ北部第二の都市チェンライもご多分に漏れず暑い。
今年は異常気象なのだそうだ。
例年より暑く、まだ雨季の始まりなのだけれど、雨も少ないと言う。

十三時には宿のチェックインも済ませてしまった。
街を少し歩くが、足が痙攣してしまった。
こんな調子では二三日休まねばならない。

一先ずはチェンライまでにする。