還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その72
2010年 8月20日(金)
チベットの旅行記を書こうと思ったが、今になって考えるとたいした感動が無い。
余りに期待が大きかったからかもしれない。
ポタラ宮はもっと大きく壮大なはずであったが一寸がっくり、
拉薩の街も有り触れた中国の田舎の大都市、
巡った寺も観光業に毒された商業施設、、、
小生のチベットは何処に行ったのだろうか。
セラ寺の河口慧海の仏塔だけが感動した。
「チベット旅行記」が頭に浮かんだ。何度読んだだろうか。
彼の足跡が目の前にある、手が届きそうだ。
涙が出てきた。誰にも解らないように手を合わせる。
連れに話す言葉が上ずっている。
そうだ、何も言わずに自分の心の中だけで彼に話しかけよう。
憧れの人に直に会ったような気がした。
こんな気持ちは初めてだ。
彼女と会ったときとも違う、ビビーと来た。
涙が出てくるのだ。只とめど無く涙が出てくるのだ。
そしてただ手を合わせる。
小生にも力を下さい。手を合わせる。
訳も解らずに涙が出てくる。
目の前に河口慧海がいるのだ。
感動だ。
2010年 8月20日(金)
チベットの旅行記を書こうと思ったが、今になって考えるとたいした感動が無い。
余りに期待が大きかったからかもしれない。
ポタラ宮はもっと大きく壮大なはずであったが一寸がっくり、
拉薩の街も有り触れた中国の田舎の大都市、
巡った寺も観光業に毒された商業施設、、、
小生のチベットは何処に行ったのだろうか。
セラ寺の河口慧海の仏塔だけが感動した。
「チベット旅行記」が頭に浮かんだ。何度読んだだろうか。
彼の足跡が目の前にある、手が届きそうだ。
涙が出てきた。誰にも解らないように手を合わせる。
連れに話す言葉が上ずっている。
そうだ、何も言わずに自分の心の中だけで彼に話しかけよう。
憧れの人に直に会ったような気がした。
こんな気持ちは初めてだ。
彼女と会ったときとも違う、ビビーと来た。
涙が出てくるのだ。只とめど無く涙が出てくるのだ。
そしてただ手を合わせる。
小生にも力を下さい。手を合わせる。
訳も解らずに涙が出てくる。
目の前に河口慧海がいるのだ。
感動だ。