中央奥Sagarmatha,Chomolungma,Mt.Everest(8848m)右Nuptse(7864m)左はChangtse(7550m)、Mt.Everestの手前はEverest West Shoulder
左奥Everest 右Nuptse
Pumo Ri(7165m)
西側の谷を覗き込んでChumb(6859m)Chagri(6027m)
2017年11月4日(土)
6:31 Gorak Shep 9:07 Kala Patthar 同発9:25 10:44 Gorak Shep
今日の行動記録、登って2時間半、降って1時間15分。
それで全てだ。
5140mから5550mまで標高差にして410mだが空気が薄い。
古稀にして、トレーニング不足のこの身体では上出来の時間だがそれでもバテバテだ。
エベレストはといえば特別に何の感動もない。
全然恰好良くないのだ。
Nuptse(7815m)の鋭峰や見上げるようなPumo Ri(7165m)の南壁、エベレスト西陵の無名峰(多分7620m峰),AmaDablumの方が見栄え良い。
エベレストは山らしくないのだ。
将棋の駒の頭のような形でただデーンと座って、威厳だけ持って奥に控えてる、そんな感じだ。
それよりも、早く宿に帰って部屋替えをして貰わなければならない。
昨夜の部屋はポーター用小屋の隅でガラス窓が割れ、電気さえないのだ。
本館は予約で満室だと言っていたが夜にトイレに起きた時、用を足す為本館に行ってみたのだが相変わらず半分くらいは空いていた。
泊めてやっているんだという態度が有り有りで、不満なら他の宿に行ってくれと云うような物言いだ。
確か不満だが、この薄い空気の中で考えるのも移動にかける気力も無いのだから仕方がないが。
新しく移った部屋もベニヤ一枚で仕切った所でベットが有るだけで一坪も無い。
この高度ではこれで上等の施設なのだろうか。
宿泊費も500RsとLuklaやNamucheの倍以上もする。
水は1リットル400Rs (カトマンヅでは20~30Rs )、トイレットペーパー1巻き500Rs(同じく50~60Rs位)、お湯が1リットル600Rs、、、
食事も同様に高くて、尚、美味くはない。
こんなのはこのBロッジだけなのか、宿選びを間違えたのか、、いや、今までの殆どが同じ待遇だった。
退散だ、退散だ