まだまだ暑い日が続きます。
自己満の日本一周を8月31日に終え、あれこれ思い起こしながら1週間を過ごしていました。
日本列島の背骨と言うか、やはり山地を見てみたいとの思いがムクムクと日を追うごとに強くなり、9月9日昼に舞鶴発小樽行きのフェリーを予約しました。
9/9土
20時に家族に見送られながら自宅を出発し、22時に舞鶴港に到着。
23時15分に乗船し、定刻23時50分に出航したのであります。
ツーリストBのマイルーム
秘密基地感があり、大好きです。
向かいのベッドは鳥取県のバイカー、BMWさん。
7月に退職され、北海道をキャンプを交えて走るとのこと。
拙者は家で風呂に入り、着替えて出て来たので、直ぐに眠りに着きました。
9/10日
夜明けとともに目を覚まし、野菜ジュースとパンとコーヒーの簡単な朝食を済ませ、地図を片手に船内をウロウロ。
まだ、泊まるところも走るコースも決めていないのです。
フーテンライダーの拙者は天気最優先なので、気象庁の雨雲の動き次第で行程をきめておるのです。
10時すぎ、姉妹船の あかしあ と行き違います。
10時すぎ、姉妹船の あかしあ と行き違います。
青い空と海、白い雲と船、綺麗ですね。
波も小さく快適、船の旅は大好きです。
この航路は弓形の日本列島の内側を、最短距離で且つ時速50㌔以上の高速で結んでいるため21時間で舞鶴から小樽に着きます。
四十数年前、高校生の時にもこの航路を乗ったことがあるんですが、その時は夜の8時頃に出航して翌々日の朝5時頃に小樽に着いたように記憶しています。
朝8時に札幌でラーメン食ったことも。
20時過ぎ小樽港に入港し、降船の準備です。
この日のバイクは47台、協力しながら方向転換して下船し、フェリーターミナルから見える小樽港の♨️オスパに鳥取のBMWさんと向かいました。
9/11月
オスパは夜間料金を払えば朝まで雑魚寝で滞在できます。
さらに500円でマット、毛布、シーツ、枕も借りる事ができ、耳栓さえあれば無敵ですね。
さあ、早起きして風呂に入り、尼崎のSRさんと出発準備です。
鳥取のBMWさんは雨が心配だけど稚内に向かうとの事。
お見送りして拙者も出発。
雨雲レーダーと睨めっこして、富良野に向かう事にします。
美瑛の丘の畑です。
富良野は稲作も多くされており、その風景は内地と変わらないので、丘の畑のほうが拙者としては映えます。
上川町の さつき でおつカレー!
300名山人力踏破の田中陽希さんが2回訪れてらっしゃるお店。
ラーメンが人気のお店ですが、熱々のカツカレーが食べたくて。
う〜ん、ウマイ😋
R39で左右に広がる断崖を見ながら層雲峡を登って行きます。
素晴らしい渓谷美です👍
大雪ダムからの旭岳方向
何やら雲行きが怪しくなってきました。
先を急ぎます。
三国峠からの原生林とR273橋梁
素晴らしい景色とカーブ
前回の北海道一周ではす通りしましたが、足寄に寄りました。
Googleマップで(株)松山千春事務所(とかち新聞社)と旗上げのある場所に行ってみると、門柱に表札で松山千春とあり、車庫上に40年前と少し前の松山殿の肖像画が鎮座してます。
宗男センセ関係のカンバンは特にありませんでした。
何と無く居心地が良くないので、早々に退却です。
今夜の宿、芽室の新嵐山荘です。
今夜の宿、芽室の新嵐山荘です。
キャンプ場🏕️も併設されており、用具の貸し出しも行われています。
夜は雨予報でしたので、何とか庇の下にバイクを停めました。
9/12火
昨夜、ジャガイモ🥔の初出荷のニュースを見ましたが、走り出して直ぐの畑で収穫作業を発見。
ポテトハーベスターと言うマシンだと思います。
孫と働くクルマを見ていて出て来たマシンです多分
実家では畝を手で崩して掘ってましたが、此処では大きなマシンが上手に掘っています。
標高1,000メートルの日勝峠では見事な雲海が広がっていました。
写真では伝わりにくいのですが、ホント絶景でした。
午後から雨予想なので、白老町の宿を目指したのですが、あと30分と言う所で⚡️雷様の餌食に。
ずぶ濡れで宿に着いて、お昼にもかかわらず、チェックインさせて頂き、洗濯を済ませて徒歩でウポポイへ。
入館前に歓迎の広場カフェで、アイヌ料理のチェプオハウとペネイモを食べました。
薄味のおでんとお焼きの皮といったところです。
もちろんサッポロビール🍺も注入です。
アイヌ民族博物館では、カムイのことや歴史など心に響く展示があります。
和人、ロシア、清朝などの侵略の歴史を知ると、今の時代もずっと争いが続いているのは、人間のどうしようもないサガなのかと落胆してしまいます。
日々報じられる、世界のいがみ合いが無くなるよう、祈るばかりです。
9/13水
雨は上がりましたが、路面は濡れており、慎重にライドします。
雨は上がりましたが、路面は濡れており、慎重にライドします。
R276広島峠を下ると羊蹄山が雲の上に頭を出しています。
真狩村に近づくと、当然のことながら雲に阻まれて羊蹄山は見えなくなりました。
函館に向けR5を進むと駒ヶ岳がドンとみえてます。
美しいですね。
お昼に青函フェリーの乗り場に着いて、14:35発の青森行きを検討しましたが、ハンドル幅が80センチを超えており、船が小さいので乗船不可とのこと。
青森の宿泊も探せなかったので今日は函館泊とし、翌朝4:30発のはやぶさを予約をして、函館山に行くことにしました。
函館山ロープウェイ駅の道を挟んで向かいの無料バイク駐輪場に停めて、往復1,800円のチケットを購入し、🚡乗り込みます。
あっという間に頂上駅に着き、階段で展望台へ。
函館の夜景が有名ですが、昼間でも五稜郭や市街地が一望出来てよい眺めです。
青森方面も大間崎や龍飛崎方面が一望でき、とても良かったですね。
宿に向かう途中、五稜郭にも寄りました。
そして、湯の川温泉のホテルにチェックインし、ひとっ風呂浴びて19時に就寝
そして、湯の川温泉のホテルにチェックインし、ひとっ風呂浴びて19時に就寝
9/14木
朝2時前に起きて3時に函館港フェリーターミナルへ。
サイクリストにバックパッカー、ヒッチハイカーもいます。
若いって良いですね。
がむしゃらに旅をしているようで、嬉しくなります。
出発すると直ぐ消灯になります。
青森港に近づくと津軽海峡フェリーの船と行き違いました。
さあ、もうすぐ青森に到着します。
つづく