松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

◇自分が30歳のころ・小室さんと眞子ちゃんの結婚に当たって

2021-10-27 | 5.同行二人
 この日は、小室さんと眞子ちゃんの日だった。

 テレビの結婚披露会見があるというので、見逃さないようにと、二人で確認しあった。ダイジェストで見れば見れるが、やはりリアルである。これはオリンピックの時に、よく分かった。そのうち、原稿を書いていたら、「始まるよ」との声がかかり、二人でテレビの前に座った。

 会見が終わると、二人でおもわず拍手をした。「よく頑張った」と、やや上から目線であるが、助け合って、よく頑張ったと思う。

 話の中には、親の借金問題などの説明があったが、そんなのは不要である。私たちが、聞きたいのは、若い二人が、これからどのように暮らしていくのか、どんな家庭をつくっていくのかである。ニューヨークで安全確保は、だいじょうぶなのかである。聞きたいのは、二人仲良く、協力し合って、やっていくという二人の強い決意である。

 だいたい結婚披露の場で、親の借金トラブルを聞くなど、非常識である。結婚式のスピーチの際に、「ところで、お母さんは借金しているそうですが」などと言ったら、親戚のおじさんが飛んできて、あっという間に、つまみ出される。二人の前途を励ますのが、大人の態度である。

 よく知らなかったが、小室さんが、眞子ちゃんを残して、勝手にニューヨークへ行ったような話が流れていたようであるが、眞子ちゃんから、先に行って、二人で暮らせる環境をつくってと言われて、小室さんが、単身、ニューヨークへ行ったという説明があった。

 この点は、連れ合いが、とても感心していて、眞子ちゃんは、男を見る目がある、いい男を捕まえたと言っていた。たしかに、石の上にも3年半で、法律を勉強し、弁護士資格を取って、ニューヨークで暮らす基盤を作り上げた(収入は2000万円らしい)。眞子ちゃんとの約束を守るために、努力し、それを実現するのが、すごいというのが、連れ合いの意見である。

 なるほど。それは分かった。ただ、その話の流れで、「それにひきかえ、私は、男を見る目がなかった」と私に、話を振られたのは、不意を打たれてしまった。そして、いつもの「私は公務員と結婚したのに、勝手に大学教授になって・・・」という、私は約束を守っていないという、いつもの展開になってしまった。

 この点は、いつもの話なので、聞き流したが、たしかに、もし、自分が、小室さんの立場だとしたら、30歳かそこらで、同じようにニューヨークへ単身で行って、これまで勉強をしたこともない法律をしかも英語でできるかと言ったら、とても自信がない(しかも2000万円も稼ぐ)。

 若い二人が、お互い、助け合いながら、前に進んでいこうという姿は、見ていて、気持ちがよい。長い人生、いろいろなことがあるだろうけれども、今日の気持ちを大切にして、がんばってもらいたい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◇結婚記念日(三浦半島) | トップ | ★政策法務研修(所沢市) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

5.同行二人」カテゴリの最新記事