第4回のZoom de まちづくりは、文化スポーツ財団の長谷川氏をお迎えして、戸田市の公共
当初は、平板な話になるのかと危惧していたが、長谷川さんが、まちづくりの基本から、こうした公共施設を考えるという発表だったので、充実したフォーラムになった。
特に、盛り上がったのは、さくらパルの会議室が、飲食ができるという点である。私のブログでも、公民館の飲食は、人気記事である。地域活動を活発化させるには、お茶でも飲みながら、食事をしながらやるというのは、常にであるアイディアである。
ただ、多くの公共施設は、飲食禁止になっている。その理由は、いくつかあるが、管理という発想から考えるからである。協働という観点から考えると、違う答えもあると思う。
なぜ、さくらパルだけが、こうしたルールを決めているのかについては、前からやっているので正確には分からないが、地元も人たちが、これでいいじゃないという、了解というか、意向があってのことのようだ。
公共施設というと一律な対応を決めたがるが、たしかに、地元の意向を踏まえてその運営方法を決めるという行き方もあるだろう。
あと印象的だったのが、利用率を高めるためのアイディアが、参加者から、いくつも出されたことである。その中で、使えそうなやつや、あるいは改良して使えるものを活用していくという発想も重要だろう。
自治基本条例推進員会メンバーとの意見交換の機会をつくるというアイディも出たが、これなどもヒントになるだろう。
これだけ前向きな議論ができたのは、こうした文化施設をまちづくりの担い手と位置付けたことの成果だと思う。
次回も楽しみだ。