ワードの校閲機能に気がついたので、電子出版・PODの校正をした。
その読み合わせ機能を使ってやってみた。気がつかなかった誤字等があった。恥ずかしい。今度出すときは、これを使って、きちんとやろう。
校正したのは、『指定地域共同活動団体とは何か・条例試案付き』と『自治体職員の地域貢献型地域参画の意義・課題・進め方』と『外国人消防団員の理論と政策』の3つである。
いずれも、誰も書いていないテーマである。それをかなり体系的に書いていて、率直に言って「よく、こんなの書いたなあ」というのが、印象であった。自画自賛であるが、今ならばとても書けないと思いながら校正をした。何か、異常心理になって、書いているのだろう。
いずれもニッチなテーマなので、商業出版には乗らないテーマである。出版補助がなければ出せないであろう。出炭不況はますますひどく、ある出版社の知り合いが、「弊社の場合、オピニオン的な学術書は特別な事情がない限り、一切企画が通らなくなりました…💧」とのことで、気の毒であるが、それが現実なのだろう。
地方自治では、もう「初めての議会事務局」のような初めてモノやハウツウものしか、地方自治関連の出版社は、本を出せなくなってしまったようだ。
私は、もっぱら時代の少し先を行くテーマで本を書いているが、こうしたテーマでは、マーケットが小さくて、もう簡単には本を出せないのだろう。人によっては、ステータスのために本を書くということがあるが、私には、それはないので、電子出版やPODでよいのかもしれない。
今、関心をもっているテーマは、消滅可能性都市であるが、なかなか興味深い。本にするのならば、穂積さんとの共著になるが、これは何とか、商業出版になるように頑張ってみようと思う。